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 「となりのDAREKA」の徒鳴様から久し振りにバトンを頂きました。「ASC」のあのお二方に出演していただいています。続きからどうぞ。

 

【看病バトン】
 
【透】が風邪引いちゃったよ。
なんかもうインフル並に辛そうなんで看病してやってください。お願いします。
 
風邪引きさん→透
看病する人→皇
(「A Sharp Child」より)
 
 
○風邪引き【透】が目の前に。
 透が風邪だと聞いて皇は早速安曇家を訪問、そんな皇を透が見るもふらふらな様子で出迎えます。
「…………」
「……と、透? おうちの人は?」
「……みんな用事があって出かけてる、んだ、けど」
「けど?」
「……みんな、やけにわくわくとした様子だったから、皇を呼んでから出かけたんだと思う」
「……確信犯というわけかい」
 
 
○【透】の額がうっすら汗ばんでます。
 透の額に手を当てて熱を測った皇はその熱さに驚きます。
「うわ、こんなに熱いの久々だ。熱は測った?」
「……きゅう」
「え?」
「……さっき、測ってみたら、九℃三分だった」
「高いじゃないか! ベッドに戻りなさい、早くっ!」
 
 
○あなたの前で【透】がよろけてしまいました。
 透の部屋に行く途中でよろけた透の身体を皇が慌てて抱き留めます。
「うわ、ちょっと、大丈夫?」
「……大丈夫じゃない。うぅ……世界が回って気持ち悪い」
「回ってるってことは貧血か。ちょっとごめん(と透の身体をお姫さま抱っこ)」
「わっ」
「ちょっとの間目閉じてて、部屋に連れてってあげるから」
「……どうもです(身体に力が入らないので手だけで皇の服を掴んでしがみつく)」
 思いがけず接近・接触したことを密かに喜ぶ皇に透は気付きません。
 
 
○どこで介抱しよう?
 透の部屋です。
「ほら、布団ちゃんと被って」
「あつい……」
「駄目だよ、暑くても汗を流して熱を冷やさないと。いい子だから」
「うー」
「はい、暑いからって布団を押しやったりしないでねえ」
 
 
○【透】に病人食作ってあげて。
「何か食べた方がいいねえ。お粥なら食べられる?」
「うん」
「台所借りるよ」
「どうぞ……」
 主婦の許可を貰った皇は台所に立に立ちました。皇の作ったお粥はそれなりに美味しかったようですが、熱のせいで透には味はまるで分かりませんでした。
 
 
○苦い飲み薬を【透】が嫌がっています。
 粉薬の入った小さな袋と水の入ったコップを持つ皇を透はとても嫌そうに見ます。
「なんで粉薬なんだ」
「これしかなかったんだよ。カプセルの方がよかったの?」
「よかった」
「まあ、カプセルなら味を感じなくて済むからねえ。でも飲んで。飲まないと治るものも治らないよ」
「うう」
「なんなら口移しで飲ませてもいいけど?」
 輝かんばかりの笑顔で言った皇の手からカップと薬を奪うようにひったくって飲んだ透に皇はちょっと残念そうな様子です。
 
 
○看病していると、トラブルメーカーの第三者が現れました。
「よーう、透。風邪引いたんだって? 間抜けだなあ」
 ニヤニヤと笑う夕貴を透はベッドの上から睨みつけます。
「……なんであんたが来るんだ」
「やーだな、峰沢サンに頼まれて買い物に行ってやったのに。ほらほら、『桜花』の人達からのお見舞いもあるぞ。お前の好きなショコラケーキもある」
「それはどうも」
「素っ気ねえ礼だな。まあ別に期待しちゃいなかったけど」
「分かってるならさっさと帰れ。あんたに風邪伝染したらあんたから鳴に伝染るかもしれないし」
「腐れ縁兼悪友より後輩の方が可愛いのか」
「あんたも同じだろ」
「まあ、そうだな。じゃあ峰沢サン、あとお願いします」
「(苦笑しながら)うん、どうもありがとう」
 
 
○【透】が退屈そうにしています。
「本読んだら駄目?」
「駄目です。そんな暇があったら寝なさい」
「眠れそうにないんだよ」
「……じゃあ、白夜の昔話でもする?」
「して」
 それから二人は皇の弟である白夜について話に花を咲かせました。
 
 
○お風呂はどうしましょうか。
「一緒に入ろうか」
「心から喜んで遠慮する」
 うきうきと言った皇を追い出して透は濡らしたタオルで身体を拭いて着替えました。
 
 
○「早く治るおまじないをして」と【透】が言いました。
 実際には「どうしたら早く治るんだろ」と呟いた透。
「身体をあったかくして、よく食べて、よく寝る。これが基本じゃない?」
「だよねえ」
 基本的に二人とも病気に対しては同じ考えだと判明しました。
 
 
○【透】がうとうとし始めました。
「……透、もしかして眠い?」
「んー……」
 小さく笑いながら皇は徹の額にかかっている前髪をかきあげます。
 
 
○【透】が手を繋いで欲しいと言いだしました。
「寝るまででいいから。それか、うちの誰かが帰ってくるまで」
「いいよ。喜んで」
 皇と手を繋いだ透は程なくして夢の世界に旅立ちました。
 
 
○完治した【透】に一言。
 完治したその日の夜に携帯電話で互いに連絡を取りました。
『無事に治ってよかったねえ』
「うん、その節はどうもお世話になりました。今更だけど、仕事はよかったの?」
『どういたしまして。仕事はよかったよ、オフの日だったし。事件《ヤマ》が起きてたらそれどころじゃなくなっただろうけど、幸いそんなこともなかったしねえ』
「そうなんだ。その、看病してくれて有り難う」
『いいえ。でも、俺が風邪をひいたら今度は透が看病してねえ』
「……襲わない?」
『……善処はしてみるよ』
「とりあえず、お互い風邪ひかないように気をつければいいってことで」
『そうだねえ。おやすみ』
「おやすみなさい」
 
 
○次に看病する5人。看病する人と風邪引きが交代しても面白いかもです。
 すみませんが、回せる人がいないのでアンカーで。徒鳴様、有り難うございました。また何かあったら是非回してやって下さい。

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