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 4月30日から5月1日にかけて、一泊二日で福岡に旅行に行ってきました。去年も母と一緒に行きましたが、今年は一人旅です。連休前にやっぱり行こうと思い立ちましたが、平日を狙ったからか(人混みが嫌いなので)、飛行機やホテルの予約はあっさり取れました。
 福岡では迷子になるのは御免なので、大学時代によく行っていたところ、太宰府天満宮や天神、博多に行ってきました。大学時代にお世話になった友人・後輩とも会えたので、割と満足ですが、しかしやっぱり一泊二日じゃゆっくり巡れなかったな。大学にもちょっと近くまで行ってみたかったんですが。今度は二泊三日で行ってみるかなあ、とちょっと考えてます。夏に恐竜展もあるようなので、ちょっと興味をそそられますし。
 あ、博多駅や天神の行きつけだった本屋さんとか、大きな変化はなかったんですが、地下街にあった三件くらいの本屋が全部なくなっていたり、博多駅の前に大きなエスカレーターができていたり、太宰府天満宮の店並びがちょっと変わっていたり、小さな変化があっちこっちにありました。ううん、人の流れが激しいところとなると、やっぱりその分、変わることも多いと思うんですが、あんまり変化があるとついていけないわあ……。
 やっぱりわたしには田舎暮らしが合ってるなあ、と身にしみた旅行でもありました。

 では以下、読書状況です。ここ一週間ぐらいでがーっと読みました。がーっと読んだの久し振りです。



・「暗殺教室 4」松井優征
 E組にやってくる二人目の転校生。一人目の律を圧倒的に上回るとされる、その驚くべき暗殺能力とは? 殺せんせー誕生の謎も徐々に明らかに!(あらすじ引用しました)
 前巻ではイリーナ先生の師匠が様子見にやって来て、イリーナ先生に撤収しろと迫りましたが、殺せんせーの提案により、腕比べをすることになったところで終わりました。その続きから始まります。
 いやあ、この作品は次から次へと、続きが気になる展開を繰り返すのが巧いなあと思います。イリーナ先生の話の次は二人目の転校生の話、それから球技大会の話と続けられるんですが、これがもう、これからどうなるのかとどきどきはらはら。特に球技大会の話では、以前にも出てきたあの人――理事長が突然出てくるところで、この巻は切られます。じゃんぷでも、この話が載った時には、一体どうなるのだろうと続きが気になって気になって仕方がありませんでした。
 でもこの巻で何よりも気になったのは、殺せんせーの誕生ですかね。たぶん元人間だっただろうと思うんですが(それを仄めかせるような場面がちらっと出てきています)、一巻にもちょっと出ていた、白衣姿の女の人は殺せんせーとどういう関係にあったんでしょうか。ううう、気になる……。
 個人的には、狭間君の冷静な突っ込みが素敵でした。



・「最遊記異聞 壱」峰倉かずや
 最遊記本編より約四十年前。深い雪に閉ざされた山奥に建立する修行寺、大霜寺《たいそうじ》。そこでは桃源郷における最高層「三蔵法師」の称号の継承権をかけて、多くの才気溢れる修行僧達が日夜厳しい修行に励んでいた。圧倒的に秀でた才能と絶望的に天然なマイペースさを併せ持ち、「減点僧」と渾名される男・峯明《ほうめい》――。若かりし頃の光明三蔵法師の姿もそこにあった。もうひとつの『最遊記』、痛快学園坊主ライフ、推参。(帯のあらすじ引用しました)
 帯の最後にあった「痛快~」この一文、すごく素敵なキャッチコピーだと思います。これを考えた人は天才や……!
 これはあらすじにもある通り、本編に出てくる玄奘三蔵の師である光明三蔵法師が若い頃の、修行時代の話です。いやあ、峯明さん、昔からもう既に素敵な性格でいらっしゃる! 彼の周りにいる人達も個性的で素晴らしいと思います。
 ただちょっと気になったのが、たぶん後に魔天経文の持ち主となっただろう玄灰《げんかい》が出てくるんですが、本編では、この魔天経文は光明三蔵法師が所有していたんですね。となると、玄灰は何かしらの事故か、事件か、あるいは誰かに狙われて、後の光明三蔵法師と同じ末路を辿ったのでしょうか。あああ、玄灰が可愛いちびなお坊さんなだけに待ったをかけたくなります。
 まだ続くそうなので、ちょっと不安ですが楽しみにしたいと思います。



・「オコノギくんは人魚ですので 2」柴村仁
 梅雨のジメジメの御蔭で謎の生物〈うじゃ〉は今日も元気。とある昼休み、ナツはエリオットと共に〈秘密の招待状〉を人魚オコノギくんから渡される。日時が指定されているだけで誰が何をするのか一切謎。でもオコノギくんがやけに楽しそうに企んでいるから、ナツもなんだかわくわくしてしまう! だが、その正体の日、三人はとんでもない事件に巻き込まれることに……。旧校舎に現れる〈赤い服の女〉とは? 〈まるる堂〉の謎とは? そして〈二人目の人魚〉とは? 謎が謎を呼ぶ日常系ファンタジー第二弾!(あらすじ引用いました)
 今回はミワさん大活躍の第二巻! という感じでした。七話の扉で着物姿を着たイケメンの挿絵があるんですが、読む前はこの人誰だろう? とさっぱりでしたが、読んだ後でああ、この人がミワさんかあと分かりました。ミワさんは一巻ではちょっと得体の知れない人だったんですが、オコノギくんやナツ達に害を与えようっていうわけじゃないんだよな? と、ちょっとだけ、その素性がこの巻で明らかになります。
 他にも、一巻にもちらほらと出ていた〈赤い服の女〉の謎がこの巻で解かれます。解かれますが、その中身がまた新しい謎になってオコノギくん達を悩ませます。謎といえば、一巻でオコノギくんが追いかけていた、プールの中に隠れた何かの生物ですが、人となって出てきます。ただ、こちらも、最後の方で気になることを言っていたので、謎が謎を呼ぶというあらすじ通りのお話になっています。
 しかし、全体にうすら寒い不気味さが漂っていると思うのはわたしだけでしょうか……。



・「デ・コスタ家の優雅な獣《けだもの》 4」喜多みどり
 裏社会至高の一族「デ・コスタ家」。組織を変えたいと願い、エミリオについて仕事を学ぶロザベラは、彼に反発する幹部達に不安を抱く。自分なりに家族を守りたい――。そんな想いを胸にノアと調査に乗り出したロザベラは「おまえのそばにいたい」という彼の存在を強く意識し始めていた。そんな時、偶然手に入れた一枚の写真に、ロザベラの本当の家族に関する情報が隠されていて?(あらすじ引用しました)
 前巻ではアレックスとノアのまさかな場面で終わっていましたが、この巻ではちょっと一息つきます。アレックス、気持ちは分からなくはないですけど、だからってそういう揺さぶりはどうなの……。あ、この巻で、ノアとロザベラが兄妹ではないことが明らかになります。ノアの本当の母親もちらっと出てきます。
 エミリオも久し振りに悪い顔をします。やっぱりこの人はちょっと方向があれだよなあ、と生ぬるい気分になりました。あ、エミリオが大好きなダリオもロザベラへの気持ちを意識して、ノアにやきもちを焼いたりロザベラの頭を沸騰させたりします。
 でもやっぱり一番気になったのはノアですね。この巻でとうとう、本当の目的をロザベラに告げるのですが、その前に何度もロザベラに優しくしている場面を見ているだけに、ここは結構、読んでいてきついものがあります……。どっちの気持ちも知っている分、余計ね……。
 あと一巻で終わりだそうで、どんな終わりになるのか読みたいです。多くの読者は多分ロザベラを支持されていると思うんですが、わたしとしてはノアに一番幸せになって欲しいわあ……。
 ただ、あまぞんのレビューにあったように、ロザベラの一族での付き合いが限られているのがちょっとどうかなと思いました。情報屋など、新しい付き合いも始めているんですが、クモさんとか、年の近い人もいるはずなので、そういう人達との付き合いもちょっと見てみたかったかなと。



・「ハウルの動く城 1 魔法使いハウルと火の悪魔」
 魔法が本当に存在する国で、魔女に呪いをかけられ、90歳の老婆に変身してしまった18歳のソフィーと、本気で人を愛することができない魔法使いハウル。力を会わせて魔女に対抗するうちに、二人の間にはちょっと変わったラブストーリーが生まれて……?(あらすじ引用しました)
 これは以前にも単行本で読んだことがあるんですが、おおかたの筋書きは覚えているんですが、具体的にはどんな話だったか忘れたので、文庫を買って読みました。単行本はどっかいったので、たぶん古本屋に売ったんでしょうね。
 これはちょっと細かい伏線が幾つもあって、それらを吸収して開いていくっていうスタイルだと思います。この作者独自のスタイルかな? 大魔法使いクレストマンシーシリーズなど、他の作品も読んでみたんですが、同じようなスタイルだったので。
 会話のやりとりはテンポの良いものなんですが、ちょっとどれが伏線なんだかわかりにくいです……。わたしが頭が悪いのかもしれませんが。うううむ。
 あ、話としては面白いです。それぞれの登場人物も立っていますし、七リーグ靴など、魔法のある世界ならではの面白そうな道具も出てきます。特に火の悪魔であるカルシファー。こんな可愛い悪魔が他にいるだろうか……!
 ただ、話の中に人間の業の深さというか、力を持つがゆえの傲慢さというか、そういうものも盛り込まれているので、意外と深い話でもあるかな。確かに、今書いている「白い宝珠~」もそういうところがあるなあと……いらん感想ですかね。
 続巻である「アブダラと空飛ぶ絨毯」も買ったので、ぼちぼち読む予定です。3巻目である「チャーメインと魔法の家」も今月の下旬に出るそうなので、そっちも読もうかと。シリーズの完結編でもあるそうなので。



・「トオチカ」崎谷はるひ
 この本を読むまで知らなかったんですが、この作者は以前までは男の人同士の恋愛ものを書かれていたそうで、この作品が初めての一般文芸作品だそうです。わたしもこの作者はこの本を初めて読みました。
 これを手に取ったのは、表紙のイラストを佐原ミズさんが手掛けられていたのと、ちょっと豪華な……なんだろう、仕上がり? に、なっていたので。ばりばりに力を入れているなら面白いかなあと。
 読んだ感想は、一言で言うと、良くも悪くも大人の恋愛ものでしょうか。文章は読み易いし、心理描写も分かり易いと思います。ただ、帯にあるように極上のロマンスと言えるようなものかなあ、とちょっと首を傾げます。
 これは最初から最後まで女の人――主人公である西風さんの視点で進められます。彼女は前の職場と恋愛での古傷を抱えていて、それが仇になって、彼女を気にしている殿方・敷地さんに壁を作ってしまいます。敷地さんの努力の甲斐あって、最後はどうにか――という話です。あ、18歳未満禁止的な場面もあるので、18歳未満の方はご遠慮を。
 わたしとしては、「水曜日の恋人」みたいに、殿方の視点と交互に進められていたらもうちょっと面白かったかなあと思います。



・「人生はワンチャンス!」水野敬也・長沼直樹
 これは新聞にも広告に載っていましたから、ご存知の方は多いと思います。わたしも、母に新聞の広告に載っていたこの本を見て「注文して」と頼まれた時に知ったので。
 犬の写真と、それに合わせた言葉(名文?)が一緒に載っています。裏ページには、その言葉を生み出した人のちょっとした裏話があって、二度楽しめるようになっています。いやあ、どれも愉快な写真で、この本を作った人とは無条件で仲良くなれそうです。
 わたしが一番面白いと思ったのは、「小さなことこそ全力で」のページですかね。あの写真には笑えました! 確かに言葉通りの写真ではありますが、しかし、全力過ぎないでしょうか。
 ちょっと力を抜きたい時にいい本だと思います。

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