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 ここ最近ほぼ毎日更新していた「優雅な獣と笑う花」ですが、サイトにもある通り、金曜日に終わりました。いいにおいがする人に恋をするという話を書いてみたかったのですが、そろそろ終わるというところで問題にぶち当たりました。……ラブシーンってどう書けばいいんだ? というね。
 いえ、わたしもネットでよく恋愛小説を読んでいて、ラブシーンは割と大好きなんですが、いざ書くとなると、どういう風に書いたら甘い雰囲気になるんだろうと。読むのは大好きなんですけどね。わたしとしてはあれが精一杯です……。よろしければご感想をお聞かせ下さいませ。ちゃんとラブシーンになっているかどうか心配なので!
 ネット小説で思い出したんですが、本屋で並んでる本よりネット小説の方がわりと好みの恋愛小説が見つかり易いなと。わたしだけかな? 高校生の頃によくネット小説を読んでいて、好みだと思える小説がざくざくと見つかったことがあります。好みじゃないものもありましたが(汗)。
 ただ、高校生の頃に有名なところはあらかた読み尽くしてしまったので、今はネット小説は読むよりも書く時間の方が長いです。もしこのお話は面白かったよ! というものがありましたらぜひ教えて下さいませ。面白い話は何ぼでも読みたいので!
 では以下、読書状況です。久し振り過ぎてなんか申し訳ない。他にも何か読んだ気がするんですが、思い出した順にあげていきます。



・「六花の勇者 4」山形石雄
 「七人目」の脅威が未だに残る六花の勇者たちは、ドズーの話から、テグネウの策略の一端を知る。「黒の徒花《あだばな》」と呼ばれる聖具が、「七人目」に関する重大な手掛かりであるというのだ。アドレットはその聖具が造られた神殿へ向かい、正体を暴くことを決める。一方、テグネウは六花の勇者を阻止するため、人間を兵器に作り替えた『屍兵《かばねへい》』を動員する。『屍兵』の中にはアドレットの故郷の人間も含まれていることを知ったロロニアが『屍兵』を救う方法はないか、と言い出し――。(あらすじ引用しました)
 待ちに待ったシリーズの新刊です。夏休みを利用してまた福岡に旅行へ行っていた時に、福岡で過ごしていた時によく行っていた大きな本屋さんで買ってホテルで読みました。ちょっとぱら読みするつもりが、続きが気になって気になって、気がついたら最後まで読んでいました……。こんなにぐいぐいと読ませるお話はそうないと思うので、見つけてよかったと思います。
 ただ、今回の話には、あらすじにも少し触れている通り、『屍兵』という、とても残酷な存在が出てきます。その名の通り、生きたまま兵器に変えられたものなのですが、その中にはアドレットが住んでいた村の住人もいて、アドレットは彼らに対して残酷な決断を迫られます。
 けれどもそんな中でも、ちょっとだけですが、救いはあるので、そんなに残酷な話でもないかと……。これはあくまでも私個人の感想ですが。
 それともうひとつ、やっぱりお姫様は好きになれないなあと思いました。話の中で、勇者たちの中で一番の年長であるモーラも独白しているんですが、ナッシェタニアのことを「やはり身勝手だ」と評しています。全くその通りですよ……! ゴルドフ、頼むからもうそんな子に忠誠なんて誓わないで……!
 しかし、最後に、この話のもうひとりの主人公とでもいうべき人が告げる「黒の徒花」――つまり、七人目ですが――の正体がまさかな人だったことに、アドレットと一緒にショックを受けてしまいました……。そんな、よりによってあの人が?
 これからどうなるんだろう。やっぱり七人目だからと、これまた残酷な判断をしてしまうんだろうか。続きがすげえ気になります。先生、お願いですからなんとか救いのある話にして下せえ……!



・「不良少年と彼女の関係」蝉川タカマル
 有名チームのヘッド拳児。バイクを駆る、鋭い眼差しに憧れる後輩は数知れず。数々の伝説を作ったらしいが、今はただの人。というか、それ以下のプータローだった。そんな彼が、ひょんなことからセレブの代名詞紅堂家で働くことに。しかも超がつくお嬢様の専属執事だという。令嬢の朱乃は気品ある美少女だが、やや人見知りで内弁慶。だがデリカシーという言葉とは無縁の拳児はお構いなし。この主従で事件が起こらぬわけがなく? コミカルなハートウォーミングストーリー。(あらすじ引用しました)
 これも福岡に行った時に本屋で見かけたんですが、持参金が残り少なくなっていたので、帰った後にあまぞんで注文して買いました。みなさん、旅行へ持っていくお小遣いは計画的に!
 そんなしょうもないことは置いておいて、これは表紙のイラストやタイトルからして確実に好みだと思ったんですが、当たりでした。文章や話の構成もきちんとされていますし、何より登場人物のそれぞれの個性が素敵です! 特に田村さん! あの言葉にはわたしも「えっ?」となりました。
 ただ、やはり殿方から見るとやっぱりそういう女性もいるようで、この話には怖い女の子も出てきます。家の教育だかなんだか知らないけれども、拳児が執事として仕える――というより、面倒を見る? ことになるお嬢様・紅堂朱乃をやたらと敵視するお嬢様がいて、その子がそうです。彼女は朱乃に、朱乃の苦手なダンスパーティに招待するのですが、その誘い方がもうね……。いや、それまでも、朱乃に対して何かと突っかかって来るので、読んでいてうんざりしました。こっちは関わりたくもないし関わらないでおくから放っておいてくれと何度思ったことか。
 あ、でも二人の敵対だけでなく、朱乃の周りの人達と拳児の微笑ましい交流も書かれています。特に拳児が「ダンナ」と呼び慕う執事さんがいい味出しております。この人大人だ……!
 ハイテンションな雰囲気がありますが、ライトノベルなので、ちょっと力を抜きたいという時にお勧めかと。続きが出ないかなあと密かに思ったりします。朱乃にやたらと敵対してくるやなお嬢様を黙らせるところを是非見たいので。



・「デ・コスタ家の優雅な獣 5」喜多みどり
 ノアがデ・コスタ家を裏切った。当主のエミリオも爆弾事件に巻き込まれ、組織は崩壊寸前。ロザベラはノアへの思いを断ち切ろうと、ダリオのプロポーズを受ける。しかしロザベラとダリオの婚約をきっかけに、敵対組織アリスタ・ファミリーとの全面戦争が秘密裏に計画されていて? 「デ・コスタの女」として生きることを決心したロザベラが、家族を守るために取った選択とは? それぞれの運命が交差する、激動のシリーズ完結巻。(あらすじ引用しました)
 シリーズ最終巻です。五巻というのはちょっと短くないか? と思いましたが、そこは流石プロというべきでしょうか。きちんと収まるところに収まってくれました。
 前巻ではノアがロザベラの前で裏切りを告げたところで終わったので、どうなるかと気になっていたんですが、ノアの方も味方のはずのアレックスとの関係がうまくいきません。というか、ノアの人間関係でうまくいっているものってロザベラ以外にはあんまりないような……。読み終わった後でよく考えてみると、ノアもなかなか恵まれない日々を送っていたんだなあと思います。
 今までのお話で出てきた人物が全員揃って、それぞれの思惑が絡み合う中で、でも確実に終わりに向かっているものもありました。ノアの兄だと判明したアレックスがそうですね。アレックスはデ・コスタ家にとっても、デ・コスタ家と敵対しているアリスタ・ファミリーにとっても敵ですが、彼が二つの組織を争わせようとしていることに気付いた二つの組織は、ロザベラの必死の働きかけによってお互いに停戦に同意し、アレックスを追いこみにかかります。
 ただ、アレックスも、やむにやまれない事情があることが判明します。ノアに追い込まれたところでその事情を話すのですが、しかしだからといって自分自身も追い込んでどうするんだろうとちょっとやりきれなくなりました。ただ、彼にも辛うじて救い――だとわたしは思います――があります。
 ロザベラはと言えば、ダリオから求婚され、それを受けますが、デ・コスタ家とアリスタ・ファミリーが戦争すると知って、なんとか止められないかと足掻きます。その途中である人の家にお世話になる場面があるのですが、そう絡ませるか! と思いました。彼の協力を得ることで、ロザベラは望みを叶えることができるようになります。
 犠牲はありましたが、ルチアとも決着がついて、ノアとも再会することができて、納得できるハッピーエンドになったと思います。最後の一枚の挿絵が一番印象に残りました。やっぱり少女小説はこういう終わりであってほしいですね。
 今までの巻と比べると厚い巻になっていますが、こちらもライトノベルなので、さらっと読めます。



・「八潮と三雲 6」草川為
 八潮と三雲、取り立て屋コンビでお出かけすることに。デートのつもりで誘った八潮だが、三雲はロマンス映画を見るための偽装(カモフラージュ)だと思い込んでいる。いい雰囲気になりつつも、微妙にかみ合わない二人はこじれて――?(あらすじ引用しました)
 以前から作者のブログなどでお知らせがあった通り、今月(?)の新刊から、カバーデザインが新しくなったようです。このシリーズは話の雰囲気に会う可愛らしいデザインなので、読者としても可愛いデザインで嬉しい限りです。
 人間世界の隣には、九つの命を持ち、残り命数に応じた名前を持つ猫達が住んでいる。死んだ時に名前の更新をさせる「取り立て屋」コンビが活躍する――という話ですが、この話も面白かったです。八潮は前巻で三雲に告白するのですが、その肝心の告白の時にくしゃみをしてしまったために三雲は聞いていなかったという……。
 そのため、八潮がデートのつもりで誘っても、三雲はデートではないと思い込んでいるので、あらすじの通りにこじれてしまいます。こじれた二人はお互いに仲直りしようとするのですが、肝心の八潮の告白が三雲に伝わらなかったので、うまくいきません。四束と七瀬、四海都《よみと》など、周りの人達(猫達?)も巻き込むのですが、ハプニングがあり、その時にどうにか仲直りします。
 他の話も笑えるものばかりでした。特に山猫の兄妹に、兄の方に更新をさせるために近付く話の時は、山猫兄が危険だと話していたガスがまさかな効果を発揮するガスだと判明した時はもう。ニャーン! となるあの場面には笑えました。草川先生、だんだん笑いのセンスを磨かれていらっしゃる……!
 最後の話にはめんどくさい女の子が出てきます。正直に書いてしまって申し訳ない。でも話の中でも、八潮さんが「面倒な女は嫌いだ」と仰っていますしね。確かにこんな子がいたら、同じ女の子でも関わりたくないわあと思いました。まあ、最終的には八潮が最後まで強く突っぱねるので、めんどくさい女の子の方が「ひどい!」と白旗を上げるので一安心ですけれども。
 次巻がまさかの最終巻なので、え、もう終わっちゃうの? となりますが、どんな終わりになるのかもちょっと楽しみです。ちょっと寂しいですが。



・「僕の柩で最後の晩餐を」草川為
 街の爪弾き者・ロヴィサ、死を待つ牙折れの白い吸血鬼・アシュリー。巡り合った二人は、静かに孤独を溶かし合うが……。餌としての至福、太陽を捨てる決意――人と吸血鬼、幾つもの夜を超え生きていく。連作読切集。(あらすじ引用しました)
 このコミックスには「僕の柩で最後の晩餐を」「黄昏恋々」「星は暁のかげ」「しのびごと」の四つの話が収録されています。「しのびごと」以外は三つとも吸血鬼の話です。「黄昏恋々」以外は報われない話なのですが、納得できる話かなと。ただ個人的には、「しのびごと」は、もうちょっと葛さんが報われる話になって欲しかったかなあと思います。
 吸血鬼は有名なモチーフですが、そういえば最初に見た吸血鬼ってどんなものだっけ? と、扉絵の前にある作者の零れ話でわたしも忘れていることに気付きました。確か、最初に読んだ吸血鬼の話は、瑞山いつきさんの「スカーレット・ウィザード」だったような……。あれはめちゃくちゃ面白かったんですが、四巻からは追いかけなくなったので、どうなったか分からないです。
 ところどころに笑える要素がある話ですが、報われない話が多いので、そういう話が苦手な方は避けた方がよいかと思います。

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