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こんばんは。サイトでは「白い宝珠」を更新していましたが、こちらでは御無沙汰です。
 2月の1日と2日に母と一泊二日で福岡に旅行に行ってきました。大学生と社会人一年間を合わせて五年間福岡に住んでいたので、機会があればまた行きたいなあと思っていたのです。新聞に「レオ・レオニの絵本のしごと」の広告が出ていたのもあります。レオ・レオニの展示は、2月16日までということだったので、できればその前に見に行きたかったのです(経験上、最終日は確実に混むので)。
 幸い、わたし達が行ったときは、温かい日が続いていたので、福岡もけっこう温かく、寒い思いは夜だけですみました(夜はやっぱり寒かった…)。最終日まではまだまだ日があったのもあって、美術館もさほど混んでいませんでした。混んでいなかったんですが、お土産コーナーのレジに行列ができていたのには参りました。でもレジ前にあったキャンディは、正直期待していなかったんですが、ぶどう味が美味しかった…! あと2、3個くらい買ってくればよかった。あと、泊まったホテルのレストランで食べた夕食もんまかったです。でもやっぱりほっそり体型のわたしにはちと量が多すぎた…。あと、門司港にも行ってきました。大学時代、授業の一環で行ったことがあるのですが、ゆっくり回る余裕がなかったので。あんなに面白いとは思わなかった、とは母の言です。予想以上に色んなお店があったからでしょうね。よかったよかった。
 ただ残念だったのは、天神駅の中にあるお店が工事中だったことでした。あそこには結構可愛いものがたくさんあるので、楽しみだったんですが…(ガクリ)。太宰府天満宮の参道にある硝子のお店で扱っている、ガラス作家の福村さんの作品も、好みのものがなかったのも残念です。またリベンジに行ってみようかなあ。でも消費税がなあ…うーむ。

 では以下、久々の読書状況です。最近は「指輪物語」を読み返しています。やっぱり本の方が、それぞれの登場人物の心理などが丁寧に書かれていますねえ。



・「電撃デイジー 16」最富キョウスケ
 黒崎たちの命がけの戦いも空しく、「Mの遺言」が実行され、無人島は爆発してしまう。島に残された黒崎、照、そしてアキラの運命は――? 緊迫する本編に加え、亡き奏一朗をめぐるスペシャルエピソードなど番外編4編を収録。(あらすじ引用しました)
 とうとう最終巻です。寂しゅうなるなあ…。でもちょうどいい終わり方かもしれないなとも思うので、最富先生、お疲れ様でした。素敵な物語を有り難うございます。また新しい連載が始まりますが。
 内容はと言えば、あらすじ通り、あの後、前巻では描かれなかった、無人島が爆発するまでの、黒崎・照・アキラの行動が明らかになります。アキラは無事救出されましたが、アキラが救出されるまでにちょこっと書かれていた、黒崎と照のやりとりに何とも言えない顔をするアキラが微笑ましかったです。そういえば、アキラって、普段の黒崎と照の様子なんかは知らないわけですからねえ。そりゃちょっと顔も引き攣るかなあ。
 救出された後のアキラは、それまでからは考えられないくらい素直な子になります。アキラのあの驚くべき能力は、脳腫瘍が原因ということが書かれていて、それを摘出するための手術が行われました。脳腫瘍が取り去られたことで、能力も消え、アキラを苦しませていた痛みもなくなったからでしょうか。まあ何にせよ、素直になってくれてよかったです。素直な君のほうがずっといいよ!
 他にも奏一朗やアントラのあんな話やこんな話が出てきます。アントラの目的は、番外編にちょっとだけ垣間見えてきます。アントラはたぶん、ちょっとだけ奏一朗に一目置いていたんじゃないかなと。だから奏一朗との取引にも応じたんではないかな。
 しかし、何よりも一番印象に残ったのは、理子姉さんのバックドロップですね…。奏一朗からお約束の話を切り出された時、まさかあんな大技を決めるとは誰に予想できただろうか…。あの場面を見た時は思わず噴き出しちまいましたよ。笑うところじゃないでしょうがね。
 中に挟まれていたペーパーに最富先生の新連載の予告が載っていたのですが(カットと簡単な説明文だけだった)、すんげえ面白そうと思わせるものでした。流石プロ…!(違う?)新しいお話も楽しみにしてます!



・「ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと繋がりの時~」三上延
 静かに温めてきた思い。無骨な青年店員の告白は美しき女店主との関係に波紋を投じる。彼女の答えは――今はただ待って欲しい、だった。ぎこちない二人を結びつけたのは、またしても古書だった。謎めいたいわくに秘められていたのは、過去と今、人と人、思わぬ繋がり。もろいようで強固な人の思いに触れ、何かが変わる気がした。だが、それを試すかのように、彼女の母が現れる。邂逅は必然――彼女は母を待っていたのか? すべての答えが出る時が迫っていた。(あらすじ引用しました)
 待ち侘びていたシリーズの新刊です。やっほー。
 この巻で取り上げられている本は、「彷書月刊」「ブラック・ジャック」「我に五月を」の三つです。この巻はしょっぱなから栞子さんの母親である智恵子の存在が垣間見えてきます。やっぱりこのひと好きになれんわ…。「ブラック・ジャック」の話に出てくる、栞子さんの友人であるリュウさん(男の人みたいな名前ですが、女の人です)も、「会わない方がいいと思ってる」と、栞子さんにずばり言ってますし。
 最後の話、「われに五月を」を取り上げた話が印象に残りました。智恵子さんの存在が強く出てくるからというのもありますが、栞子さんと大輔のもとに舞い込んだ、古書にまつわる依頼を解決する場面で、嫉妬のあまりに貴重な資料を台無しにする行為に走った女の人が書かれます。わたしとしては、男の人の女心に対する理解のなさも原因じゃね? と思わなくもないですが…。嫉妬に駆られた女の人が付き合っていた男の人が、彼女の思いも知らないで――というより、気遣うこともしないで、コレクションの古書を自慢するのはどうかなあと。まして、他の女の人に譲って貰ったって何度も自慢していたらなあ。でも古書の価値を台無しにした女の人も、もうちょっと人を見る目を持てばよかったんではないかなとも思います。
 わたしはてっきり次の巻、つまりこの巻で終わりかと思っていたので、まだ続くことにちょっとびっくりしました。でも嬉しい。でもちょっと智恵子さんが不安です。また何かやらかすんじゃないですかね…。うーん。
 とりあえず、続きをのんびり待ちます。



・「初ものがたり」宮部みゆき
 文庫本未収録の三篇を加え、茂七親分の物語が再び動き始めた! 茂七とは、手下の糸吉、権三と共に江戸の下町で起こる難事件に立ち向かう岡っ引き。謎の稲荷寿司屋、超能力を持つ拝み屋の少年など、気になる登場人物も目白押し。鰹(かつお)、白魚、柿など季節を彩る「初もの」を巧みに織り込んだ物語は、ときに妖しく、哀しく、優しく艶やかに人々の心に忍び寄る。ミヤベ・ワールド全開の人情捕物ばなし。(あらすじ引用しました)
 これは、中学生だったかな? 以前にも読んだことがあるのですが、あらすじ通り、それに加えて新しく三つの話が収録されたものです。以前読んだ時にも、今回読み返した時にも、やっぱり胸糞悪いなあと思ったのは、同じ話――「白魚の目」でした。読めば分かると思うんですが、これは近所にいる、身のよりどころのない子供達が毒入りのお供え物を食べて死ぬ話です。茂七が手下達にやらせていたあることが功を奏して、事の経緯がはっきりします。ある屋敷の奉公人の話によれば、その屋敷にはたいそう綺麗な娘がいるんですが、この娘は生まれながらの残酷な性癖――生き物をいじめたり、殺したりして喜ぶ――があるとのことです。親を始め、周囲はなんとかその性癖を改めさせようとしたようですが、成長するにつれてますます悪化するという。とうとう、子供に毒入りの食べ物を食べさせたというわけで、読んでいて結構嫌悪感が湧いてきました。いっそ自分で自分の性癖を晴らせばいんじゃね、と思ったくらいです。
 ただ、三篇が加えられたと言っても、茂七さんがいつも頼りにしているあの稲荷寿司屋さんの正体は分からずじまいです。茂七さんは、彼の以前の職業に見当をつけてはいますが。どうせ新しく書き下ろされるなら、いっそ最後まで書き切って頂きたかったなあ。他の本にまで手を伸ばすのはちょっと勇気がいる…(シリーズは長いものが多いので…)。



・「まこという名の不思議顔の猫 11年目のまこである。」
 まこのことは、「ねこねた。」という猫の雑誌で知りました。それからまこの写真集を、あまぞんの古本屋で探して購入しましたが、その後にそれまでの写真集をまとめた写真集が出されて、ええー? という思いを味わいました…。くそう、もうちょっと待っていればよかったか…。まあ、何事も経験です。と開き直らなきゃやってられない。
 まこのことは猫好きならご存知の方もいらっしゃると思いますが、本の表紙から分かる通り、ちょっと猫らしくない顔の猫です。わたしも母も最初に見た時は、「これ猫…?」と思ったものです。
 この写真集で印象に残ったのは、しおんですかね。しおんのあの可愛さはたまらん。本の中で、しおんが飼い主に甘えて添い寝する写真があるのですが、確かにかわいさ無限大だわ…! うちでも、おばさん猫が来て、わたしのベッドに入って寝ちゃってからは、それまで毎日のように一緒に寝に来ていたさくらが来なくなっちゃったので、一緒に寝てくれる幸せは物凄く分かります(ちなみにさくらは、最近、また一緒に寝に来てくれるようになりました)。
 ただ、猫は残念ながら、わたしたちよりも寿命が短いので、あとどれくらい一緒にいられるか分からないのがちょっと不安ですね。一緒にいられる今を大事にしながら、ちゃんと最後まで面倒を見ないといけないなあと思います。みんな、長生きしてね。

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