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昨日、職場の行事であるクリーンハイクがありました。今年は隣町でいくつか用意されたポイント地点を回るというものでした。歩いて回るのは別にいいんです。ごみ拾いもかねてますが、それもいいんですよ。わたしの足を笑わせてくれやがったのは、ふたつあったポイント地点である神社です。神社にはどちらにも百段を超えるんじゃね? と思うくらい長い階段があって、ぜえぜえいいながらなんとか上りました。長い階段の上にポイント地点を設けるって何の嫌がらせなんだと思いました。ので、来年からはもし今年と同じような内容であれば、ぜひとも長い階段のある神社は外していただきたい。
 翌日、まあつまり今日なんですが、起きたら案の定、ひどい筋肉痛になりました。くそう、これだからこの行事だけは好きになれなんだ…。高校にあった「歩こう会」よりはましではありますけれども(20キロとか30キロとか平気であった)。
 そんなわたしの愚痴はさておいて、以下、読書状況です。



・「ノクチルカ笑う」柴村仁
 死体って、光るのかな。文化祭の準備中、お化け屋敷の人形を見て眩いた女子の一言を、沖津は聞き逃さなかった。人をつっつくこと、陥れることが趣味のイケメン沖津は、人形を作った美術部男子が光る死体の秘密を知っていると勘づく。美術教師には卒業生の由良彼方が着任中。「由良シリーズ」待望の新作。(あらすじ引用しました)
 前日にも触れましたが、由良シリーズの新刊です。
 なんですが、なんだろう…このドロドロ感…。
 この話では二人の視点で話が進みます。前半では「つっつくこと」が趣味の男子高生、後半では誰かが困っていると助けたくなるという男子高生の視点で。文化祭の準備の時期から話が始まりますが、前半で早速その準備がぶち壊しになってしまうような事件が起きます。でもその事件の犯人は、前半の終わりであっさり明かされます。前に「ひぃええええ!?」となる場面があったと書きましたが、ここです。そんな展開…!? しかも犯人に良心の呵責とか罪悪感とか、そういうのがぜんぜんなさそうなのが逆に怖いっすせんせえ…。
 後半ではその犯人とめぐってある約束をしようと持ちかけられるんですが、どうしようかとぐらぐらします。家庭環境もなかなか複雑というか、どろどろというか…。このひとの作品に出てくる人たちって、みんな、どろどろした家庭環境で育ってねえ…? いや、まともな人もいらっしゃるけどさ…。
 由良シリーズと銘打ってはいますが、実際本人もちょっと出てきますが、由良シリーズと断言するには弱いんじゃないかなあと。「プシュケの涙」から始まる三部作に比べると、あんまり救いはないような…。青春の痛みを思い出させる作品だという評価もありますが、わたしとしては好きにはなれない作品でした。残念。



・「眠れない悪魔と鳥籠の歌姫 悪魔に歌う子守唄」瑞山いつき
 冷酷で美しい悪魔憑きの青年・アルドと、彼に自ら囚われた精霊使いの歌姫ニーナ。アルドの悪魔を眠らせるために子守唄を歌う生活を続けていたニーナは、悪魔を探す異国の精霊使いシャハルと出会う。悪魔ごとアルドを殺そうとするシャハルと生活を共にすることになったニーナは、自分の心にある気持ちが育っていると気づき―。悪魔が解放される時、彼に囚われた歌姫が取った行動とは。(あらすじ引用しました)
 なんか面白い本ないかなあとあれこれ探していたら、これを見つけました。続き出てたのか…! と、即ぽちしました。
 いやあ、あの二人が相変わらずで素敵でした。いや、展開しているところもありましたけどね。
 二人は相変わらず悪魔を眠らせながらの穏やかな日々を送っていましたが、ある日、悪魔についての知識を持つ男の人と出会います。彼と出会ったことで、悪魔を眠らせることのできる歌声の持ち主であるニーナは、悪魔に憑かれた青年であるアルドから悪魔を落とせるかもしれないと、彼の力を借りることになるんですが、そのことでニーナとシャハルが近づくことにアルドがすねたりやきもちをやいたりするという。でもニーナはそれに気づかないという。なんというおいしいシチュエーション…! 挿絵もどつぼなのがあってうおおおとなりました。ごっつぁんです!
 …ごほん。とにもかくにも、シャハルの力を借りて、アルドから悪魔を落とすことに挑戦する二人ですが、そうは問屋がおろさないといわんばかりに、悪魔はニーナをひきずりこんでしまいます。ニーナを取り戻すためにアルドも体を張りますが、その結果は――。
 前巻にも出ていた、アルドが悪魔に憑かれた元凶であるじじいも出てきます。うーん、やっぱりこのじいさんは好きになれんわあ。この巻を読んで前巻を読み返してみたんですが(読み返そうと本棚をあさったら、どこにも見つけられなかったのでもっかい注文して読み返しました)、ニーナの家族を人質にして脅すところとか、やっぱ非道やあんた…と思いましたからね。
 擬音とか空白の行とか、もうちょっと工夫して書き方を変えればよくなると思いますが、安定している作家さんなので、恋愛ファンタジーがお好きならお勧めです。
 
 以下、拍手返事です。

>AKB84さんへ
 こんばんは、いらっしゃいませ。
 そうなんです。読む本がないという点では昼休みの時間が長くなったのはあんまりうれしくないんですよね…。昼寝をする人も多いので、うれしいと言う人もいると思うんですが…。
 幅広く読んでいるというお言葉もいただきましたが、そんなに幅広くは読んでいないと思います。興味をそそられる本で面白そうなものを片っ端から読むのがわたしのスタイルなので。高校のころには、京極夏彦さん、森博嗣さん、小野不由美さん、森絵都さんといった、図書室にある本も読んでいました。ただ最初のお二人は癖が強いので今は読んでないです…。西尾維新さんも、どうして人気があるのだろうかと不思議に思うくらい、ちょっと話の展開があれですしね…。
 おすすめの本もありがとうございます。万城目学さん、本屋でも山積みになっていたことがありますね。本屋さんに行ったら探してみます。
 ではこれからもっと寒くなりますので、お体にお気をつけてお過ごしください。

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