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たまっていた本の感想を…と思っていましたが、まとまった時間をとらなくても、一冊ずつならそんなにまとまっていなくてもいいじゃないかと気づきました。そんなおばかなワタクシですが、よろしければこれからもよろしくお願いいたします。
 読む本がなくなったので、職場の休憩時間に読むものがほしいな~と、今日、仕事帰りに本屋に行ってぶらぶらしてみたら、こちらを見つけました。どどん!

 

 マツコさんの本です。マツコさん、本も出されていたんですね。テレビで宣伝してくれればいいのに! そしたら買ってたよ!



 あとはお隣に並んでいらした又吉さんのこちらの本も買いました。本はどちらかというと物語よりもエッセイのほうが、おいおいとつっこんだり、ちくしょうコノヤロー罰が当たれやァァァと憤慨したりすることもないので、楽に読める気がします。あくまでもわたしの感想ですが。

 では今日の一冊はこちらです。



・「鬼愛づる歌姫」宮野美嘉
 天賦の歌声に恵まれたリィアは、生まれ育った里を追われ、幼いころに優しくしてくれた「近所のお兄さん」オビトを頼って王都に出る。彼は第一級の神霊楽師になっており、次代の天下一の奏者と目されていたが、組む歌い手を次々捨てる女泣かせの男としても悪名高かった。リィアは早速「俺の歌姫になれ」と強要されてしまう。そんな中、幼い王女が鬼に取り憑かれて病に臥せる。オビトは鬼を祓うための歌を作り、リィアに歌わせようとするが――?(あらすじ引用しました)
 こちらは以前紹介した「不実な夫の愛し方」と同じ作者が書かれたものです。たまーに、活字読みてえーとあまぞんや本屋さんで気になった本をまとめ買いすることがあるんですが、これもその一冊でした。読んで面白い、というか、安定感があるな、と思った人の本は別の作品も買うことが多いですね。
 このお話は、荻原規子さんの「白鳥異伝」「薄紅天女」のように、古代日本を思わせる世界が舞台になっています。人の名前はどちらかというと西洋的ですが、神様や鬼も出てきますし、神様や鬼の名前は日本的とまでは行かないまでも、西洋的ではないものですしね。歌を神様に献上するという設定も、やっぱり古代日本に通じるものがあります。
 神霊楽士であるオビトのもとで弟子として過ごすことになったリィアですが、あらすじにもあるとおり、天賦の歌声を授かったリィアのその歌声を周囲がほうっておくわけがありません。そのリィアの歌声ゆえに彼女を「嫌い」だとずばり言ってのけてしまう美人の歌姫や、オビトにやたらと絡むリィアの父親代わりみたいな存在や、オビトと同じように、リィアに「僕の歌姫になって」と迫る男の人(このひとが実は…)やら、とにかく曲者ばかり出てきます。まあ、この人が書かれるお話で、曲者じゃない人はあんまり出てこないんですがね。
 印象に残ったのは、ダダン(リィアの父親の代わり的存在)が、迫ってくるオビトに叫ぶ場面ですね。「ぎゃあああ! やめよ! おぬしは頭がどうかしておるわ!」と叫ぶんですが、いやそれ、あなたが言える台詞じゃないと思いますと突っ込んでしまいました。たぶんわたしだけではないはずです。
 いやー、それにしても、リィアとオビトが幼馴染で、オビトがリィアにもうぞっこんっていうのはたまらんかった。こういうのは大好物です。だから拍手小説「猫とあられ」も幼馴染という設定にしたのはここだけの話です。
 古代日本のような雰囲気がお好きな方でしたら楽しめると思います。

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