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早いもので、もう今年もあと一ヶ月となりましたね。恐ろしや。毎年おんなじことを言ってる気がしますが、それでも呟かずにはいられない。
 以前にもここでちょこっと呟きましたが、最近マニキュアを始めてみました。最初のうちは、ファミマで売っているトップ・ベースコートを、下塗り・仕上げに使っていたのですが、これだとトップコートが乾くのにちょっと時間がかかっていました。翌日の朝に見てみると、布団カバーやシーツの布地とこすれたあとが何本かの指の爪についているというね。どうしたもんかと思ったのですが、ドラッグストアで、「45秒で乾く」と書いてあるトップコートを見つけました。千円ほどとちょっと高かったのですが、試してみようと買って、使ってみたら、ほんとに速かった。次の日にあとがついた爪がほとんどないんです。塗り過ぎるとつくこともありますが、また塗り直せば問題なし。パッケージにロングセラーとも謳ってあったのですが、これは売れるわけだと思いました。
 マニキュアのトップコートで悩んでいる方がいらしたら、一度試す価値はあると思います。

 以下、読書状況です。



・「暗殺教室 16」松井優征
 殺せんせーが語る自身の過去……それは一人の人間への過酷な人体実験と、ある女性との間に結ばれた絆についてのものだった。それを聞いた生徒達は?(あらすじ引用しました)
 あらすじにもある通り、この巻では、殺せんせーの過去がおさめられています。この作者の作品では、以前の作品「魔人探偵脳噛ネウロ」でもそうでしたが、人を人とも思わない嫌な人物がけっこう出てきますね。この話でも、以前、鷹岡が出てきましたけど、この巻でも、茅野の姉だという雪村あぐりの婚約者であり、殺せんせーを今の殺せんせーにした男の人が出てきます。柳沢誇太郎《やなぎさわ・こたろう》というこのヤロー、茅野も話の中で「キライ」だと零している通り、婚約者であるはずのあぐりや部下達にも暴力を平気で使います。嫌だわこの人。
 ただ、このヤローがいなかったら、殺せんせーとあぐりが出会えていなかったのも事実です。柳沢がアメリカと合同で行っている人体実験の対象に、かつては死神と呼ばれた殺し屋だった殺せんせーを指名し、その経過観察を兼ねた監視員にあぐりを指名したんですね。この出会いで、まだ殺せんせーではなかった彼は、大事なことに気付く機会を得ます。でも、それは同時に、あぐりという大事な教師としての師であり、特別な存在でもあった彼女を失わなければならなかった。
 あぐりが他界した後、殺せんせーとなる前の彼は、山の中にこもりますが、この時に触手からの問いかけ――「どうなりたいか」に、彼が返した答えがぐっとくるものだったんですね。「……弱く、なりたい」というのが、彼の答えだったんです。死神と呼ばれるほどに恐れられるほど、あらゆる力や知識を身につけた彼だからこそ、逆を願わずにはいられなかったんでしょうね。それもあぐりと出会えていなかったら、きっと死ぬまでなかったんだろうな。
 ただ、殺せんせーの過去を知った生徒達は、同時に究極の選択を迫られることになります。今まで通り、殺せんせーを暗殺することを続けるのか、それとも。
 この続きは例の如く、じゃんぷを立ち読みしたので知っているのですが、生徒達がなんとか殺せんせーの爆発を止めることができても、殺せんせーのことを知っている大人達はそうはいかないというね。部外者は手出ししないでよおおお! と叫びたくなりましたが、どうおさまるのか、気を揉みながら、これからも追いかけていきます。しかし、烏間先生や浅野理事長もただ黙っているわけはないと思うんですが、何してるんでしょ……。ああああ、殺せんせー。



・「ハイキュー!! 18」古舘春一
 宿敵・青葉城西を破り、迎えた王者白鳥沢との県代表決定戦決勝。超高校級エース・牛島の圧倒的な力に苦戦するものの、烏野は西谷のレシーブを契機にチャンスを掴み始める。白鳥沢追撃の鍵になるのは――?(あらすじ引用しました)
 この話では、試合ごとにヒーローが出ますね。準決勝の青城戦では、ジャンプフローターサーブを習得した山口君が活躍しましたし、その前の準々決勝では、縁下が踏ん張ってくれました。くう、みんないい選手……!
 この決勝戦では、やはりというか、苦戦を強いられます。白鳥沢チームの癖のあり過ぎる選手も、誰がどういう癖なのか、少しずつ分かってきます。特に5番の天童、ああいうのがいたらちょっと嫌だな……。同じチームでも嫌かもしれません。というのも、本編にはないですが、話の終わりの後の白紙ページにおまけ漫画がちょこちょこ載っているんですね。この漫画に、天童に無茶ぶりをされる後輩が出てくるんです。後輩君哀れ……。別の高校に行っていれば、恐ろしい無茶ぶりをされることもなかっただろうに。
 ただ、苦戦を強いられているだけが烏野ではない。コーチである烏飼に激励されながら、チャンスを掴み始めてきます。そのチャンスを掴むのに欠かせないのが、リベロである西谷と、ミドルブロッカーである月島です。特に月島が、こっそり(?)応援に来ていた兄に「がっかりするくらい冷静」だと評されるほどの冷静さで、チャンスを絞ります。
 その最大のチャンスであり、この巻の一番の見どころだと思う場面が、「抜けた先には、スーパーリベロ!」というところですね。あれには読みながらぞくぞくしました。すげえよ西谷……! 白鳥沢チームのリベロも、「レシーブ、完璧」と身震いしていたくらいですからね。
 月島だけではなく、他の選手もそれぞれの能力を生かして反撃し始めます。たとえば、影山は、相手にツーアタックされた後に、同じようにツーアタックを返します(ツー返し)。「影山の負けず嫌い怖い……」と菅原が零しますが、ここではナイス。もっとやったれ。
 この後、この試合はとうとう最終セットまで持ち込みますが、じゃんぷではまさに手に汗握る展開が続いていまして……予想はしているんですが、一体どうなるのかとはらはらします。ぜひ戻ってきた月島の一撃で最後の一点をもぎとってほしい。



・「残酷な王と悲しみの王妃 2」中野京子
 帯でも紹介されていますが、これは以前にも紹介した「残酷な王と悲しみの王妃」の第二弾に当たります。それにしても、この作者、先日には岡田さんが出演されている「ザ・プロファイラー」にも出演されていて、テレビでも活躍するようになりましたね。この本の後にも更に「「絶筆」で人間を読む」と、更に本を出されていましたし、お忙しいと思いますが、絵の楽しみ方を広めることはぜひ続けて頂きたいです。
 さて、内容はというと、タイトルの通り、海外の昔の王様や王妃様の話です。昔は絵を描かせるということは、それほどに権力を持っていた・お金持ちだったということで、つまり肖像画が残っている家ほど、権力者だったということです。そのため、その絵が描かれた家の事情やその国の政治的事情なども知らなければ、その絵を読むことはできない、というのが、この作者の持論です。実際、わたしもこの作者の「怖い絵」を読んで、やっとその絵がどういう絵か分かるようになりました。深いな。
 この本でも、様々な国の王様や王妃様の話がおさめられていますが、印象に残ったのは、最後にとりあげられていた、カロリーネ・マティルデですね。18世紀のデンマークで、クリスチャン七世の妃になった女の人です。
 このクリスチャン七世は、当時、彼の周りにいた人々は必死に隠していましたが、病気に罹っていたようです。病名は今も正確には分からないようですが、本文では、統合失調症か、あるいはアスペルガー症候群だったのではないかと述べられています。
 カロリーネのもとに、このデンマークの若い王子との婚約が持ちかけられますが、クリスチャン七世の病気については、当然、隠されたままなので、カロリーネも、彼女の家族も知る由もありません。ただ、カロリーネの親は、まだ若過ぎると躊躇ったようです。そのまま別の人との婚約を打診していれば、カロリーネももう少し長生きできたかもしれません。
 しかし、歴史は何の悪戯か、この若い二人を結婚させます。当然、結婚相手であるクリスチャン七世と初めて会ったカロリーネは、彼の病気を知らなかったものですから、ショックを受けます。クリスチャン七世の方も、妃が自分に向ける嫌悪を敏感に感じ取ったため、二人の間はすぐに冷えていきます。まさに、「互いを思いやるには二人とも若過ぎ、経験が足りな過ぎたとしか言いようがない」ですね。
 そんな中、ストルーエンセという男の人が現れます。彼は医師として、クリスチャン七世を診断し、治療を施します。彼はこの時代にしては先進的な知識を持っていたようで、彼の的確な治療を受けたクリスチャン七世の症状は落ち着きます。クリスチャン七世が彼に絶大な信頼を寄せるのもそう時間がかからず、彼を王宮に招き、カロリーネも彼と会います。
 ストルーエンセとカロリーネがいつ恋に落ちたのか、それもクリスチャン七世の病気と同様、よく分かっていないそうですが、彼らが恋仲だったのは確かです。クリスチャン七世が二人の仲に気付いていたのかどうかは、これも定かではないと描かれていますが、男の人ってどうしてこう、あんまり鋭くないひとが多いんだろ? と思ってしまいました(殿方の皆様、すみません……)。
 ただ、クリスチャン七世によって、王宮の中で重要な地位についたストルーエンセは、衛生的な国にしようと、いろいろ革命を進めますが、その革命は早すぎました。特に甘い汁を吸っていた人々にとっては、ストルーエンセは邪魔者以外の何ものでもなく、ゆえに彼を亡き者にしようと企みます。
 本文で詳しく書かれているので、このあとのことには触れませんが、やっぱり経験と知識は大事だよなと思いました。



・「陽気なギャングは三つ数えろ」伊坂幸太郎
 陽気なギャング一味の天才スリ久遠は、消えたアイドル宝島沙耶を追う火尻《ひじり》を暴漢から救う。だが彼は、事件被害者のプライバシーもネタにするハイエナ記者だった。正体に気付かれたギャングたちの身辺で、当たり屋、痴漢冤罪などのトラブルが頻発する。蛇蝎のごとき強敵の不気味な連続攻撃で、人間嘘発見器成瀬ら面々は断崖に追い詰められた。必死に火尻の急所を探る四人組に、やがて絶体絶命のカウントダウンが。(あらすじ引用しました)
 「陽気なギャング」シリーズの最新刊ですね。先週、ちょっと大きな本屋さんに行ったらば、この本を見つけたので、即買いました。あと、「赤めだか」の文庫と、昔、じゃんぷで連載していて読んでいた藤原竜の「封神演義」の文庫本(漫画です)の1・2巻も見つけて買いました。懐かしかった。いやあ、本屋に行くと、たまに当たりが出るので、本屋行きはやめられませんね。
 本に戻りましょう。この話は、あらすじにある通り、強敵であるハイエナ記者・火尻と対決する形で話が進められますが、読みながら、そんなに強敵と言えるものだったかな? と、ちょっと疑問に思いました。いや、めんどくさい相手には違いないんですが、最後にはなんだかんだで、もっと理不尽な相手に捕まってくれます。ギャング四人組はこの理不尽な相手すらも利用するんですが、ただやっぱり、そこに辿り着くまで、どうなるんだろうどうなるんだろうとはらはらしますね。
 あとがきで、作者は「どうなるかわからない展開を書くようにしている」というようなことを書いていまして、納得しました。わたしもどうなるかわからないという話を書いてみたいと思うんですが、書く本人にとっては、この話ははらはらできるものかなと、ちょっと分からないんですね。
 ただ、個人的には、「六花の勇者」シリーズなどのように、あんまりはらはらするような話はちょっと好きではないので、程々にしようと思います。
 この作者の本は、文庫で新しいのが出たら、また買おうと思います。

 他にも中野京子の「「絶筆」で人間を読む 画家は最後に何を描いたか」、北野武(ビートたけし)の「新しい道徳 「いいことをすると気持ちがいい」のはなぜか」なども読みました。どちらも興味深かったので、興味がある人にはお勧めします。

 

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