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みなさまこんばんは。
 「図書館戦争」シリーズで有名な有川浩さんが、作者の単行本を買って下さいと訴えた出来事があったそうで(ネットニュースで知りました)。「三匹のおっさん」でも、本が売れないと、新しい本が作られないというような話がありましたが、ただ、買う側としても、難しいところではあるんですよね…。
 わたしはずっと買う側なんですが、たとえば、わたしがじゃんぷを読んでいた小学生時代は、ありがたいことに、いまや国民的作品ともいえる作品の連載がたんとあったんですよ。「ONE PIECE」は言うまでもなく、「るろうに剣心」、「シャーマンキング」、「封神演義」、「ライジングインパクト」(今「七つの大罪」を描かれている作者の作品です)、「ヒカルの碁」などなど。おかげで雑誌が出るのをものすごく楽しみにしていられたわけです(ちなみに中学生のころで卒業しました)。
 ただ、卒業していたからというのもあるんですが、今のじゃんぷの連載作品は、ちょっと難しいところがあるかなあと。「BLEACH」は、初期の、ソウル・ソサエティで、死神であるルキアが死刑にされそうになるのを助けるまでの話はよかったんですが、それからはなんだか…。人気にあやかって連載を長期化させるというのはどうなんだろうという例でしょうか。「ONE PIECE」や「ハイキュー!!」のようにうまく連載できている作品はなかなかないというのが、買う側としてもちょっと悲しいところです。
 本も、昔は、わたしもまだ若かったというか、文学作品も含め、読んだことのない本がいっぱいあったので、読み応えのある本がざくざくと見つかったわけです。同時に、これまたありがたいことに、「ハリー・ポッター」シリーズや「指輪物(ロード・オブ・ザ・リング)」などの海外作品も表に出てきてくれたので、そちらも堪能できました。
 でも、やっぱり、ある程度大人になってしまうと、あれもこれも読んでしまったので、読み応えのある本や漫画を探すのはなかなか難しくなるところもあると思うんですよ。わたしが今まさにそうで、何千部とか何万部とか売れていますとか、そういう宣伝があっても、めったに買わないです。あまぞんが普及したのはありがたいんですが、そのかわり、本の感想なんかも簡単に見られるようになって、本を買う人はたいてい、レビューを参考にする人が多いんじゃないかと。わたしも、あまぞんで買うにしろ、行きつけの本屋さんで買うにしろ、伊坂幸太郎など、追っかけている人以外の本は、あまぞんでレビューを見てから買うことが多いです。
 買う側としては、やっぱり面白いものを読みたいのが一番です。面白くていいものなら、単行本でも買うでしょうが(わたしも伊坂幸太郎の「死神の浮力」は文庫を待ちきれずに単行本を買いました)、そんな作品はなかなか出ないのが悲しいところ。
 長々と書いてしまいましたが、出版界の方々には、これからも面白い作品を出す努力をやめないでほしいとしかいえません。お願いします。

 以下、やっと読書状況です。



・「ハイキュー!! 20」古舘春一
 緊迫の県代表決定戦決勝・第4セット。 後のない烏野だが、月島に続き日向も守備で活躍を見せ、白鳥沢の猛攻と激しく競り合う。しかし、ここに来て影山の動きに陰りが――。崖っぷちの状況、覆せるのか?(あらすじ引用しました)
 じゃんぷ本誌では勝負がついた白鳥沢戦ですが、この巻では最終セットまで話が進みます。試合の話では、相手チームの高校の生徒のちょっとした過去とかも出てくることがあるのですが(青城戦でもそうだった)、白鳥沢も、ウシワカと天童の話がちょこっと出てきます。あらそんなことがあったのという。でもやっぱり、ウシワカも含めて、白鳥沢の子達は、ちょっとどうも好きになれそうにない…。
 この巻でなんといっても印象に残ったのは、影山の「バレーができなくなった時だけだ」と言い切っている場面ですね。影山、どこまでいってもバレー馬鹿だなあとほほえましくなります。それは日向も同じで、東峰がスパイクをうったあとでブロックにつかまったところで、ブロックフォローをするんですが、この顔面レシーブがもう…。このレシーブを見て、ウシワカが「何か嫌だ」とものすごく嫌そうな顔になって、そうだろう嫌だろう嫌だろうと、我ながら嫌味なことを思ってしまいました。わたしも嫌な大人への一歩を踏み出してしまったな。
 最終セットへ進む前に、月島がまさかの怪我をして、試合から離れるというハプニングもあって、これもスポーツならではだなと思いました。スポーツにはどうしても怪我と隣り合わせですから、すごく気をつけないといけない。気をつけていてもというときもありますが、とにかく、月島が試合から離れないといけないとわかったところで、悔しそうな顔になります。夏休み前までの月島だったら考えられませんね。成長したね、月島君…(ほろり)。
 影山と日向コンビの攻撃で、一点差に迫ったところで終わります。次の巻で白鳥沢戦は終わると思いますが、早く出ないかな。



・「暗殺教室 18」松井優征
 宇宙ステーションをハイジャックするという常識外のミッションに挑む渚とカルマ。彼らは無事に殺せんせーを救う研究の情報を手に入れられるのか――?(あらすじ引用しました)
 感想とは関係ないですが、この巻の表紙に注目してください。殺せんせーの顔が表紙いっぱいに出ているのは毎回のことですが、注目していただきたいのは、その周りをふぶく桜の花びらです。よくよく見てみると、一枚一枚が殺せんせーの顔になってるんですよ。細けえ…。
 内容はというと、殺せんせーを助ける方法を探すために、E組は宇宙にまで行きます。そこで見つけた方法、というか、結果は、ネタバレになってしまいますが、殺せんせーが地球を巻き込んで爆発する可能性は、高くても1パーセント以下だとわかります。よかった…。それでもE組は、国からの依頼があるからと、3月まで暗殺を続けることを決めます。
 あとはバレンタインと、受験本番の話でしょうか。バレンタインの話では、男の人ってやっぱり女心を勉強したほうがいいと思うんだと思うような話でした。前原君が無事チョコをもらえたのはよかったけども。ひなたちゃんと前原君はくっつくのだろうか。
 大人のほうのイリーナと烏間の関係も、ちょっとだけ前進します。烏間、なんて大胆な提案を…。でもこれが大人の男の人なんでしょうね。殺し屋だったイリーナのこともちゃんと受け入れて、まっとうな仕事も提供するという。どこまでイケメン。
 ただ、じゃんぷのほうでは、まさかの展開になったので、次の巻でどんな終わりになるのか気になります。殺せんせーよ…。



・「雪の断章」佐々木丸美
 迷子になった五歳の孤児・飛鳥は親切な青年に救われる。二年後、引き取られた家での虐めに耐えかね逃げ出した飛鳥に手を伸べ、手元に引き取ったのも、かの青年・滝杷祐也だった。飛鳥の頑なな心は、祐也や周囲の人々との交流を経て徐々に変化してゆくが…。ある毒殺事件を巡り交錯する人々の思いと、孤独な少女と青年の心の葛藤を、雪の結晶の如き繊細な筆致で描く著者の代表作。(あらすじ引用しました)
 これは大学時代に、あまぞんで見つけて、評価がよかったので買ってみた本です(そのときは単行本だった)。文庫が出ていたので、読み返してみようと買いました。
 大学時代に読んだときは、よくわからないなという感想があったのですが、どこがどうよくわからなかったんだろうと、読み返してみたのですが、途中でやめてしまいました。なので、これは最後までは読んでいませんのであしからず。
 孤児である飛鳥(女の子)は、施設で過ごしていたのですが、あまり性格のよろしくないお金持ちの家に拾われて、そこで最悪の二年間を過ごします。その後、偶然に会った青年に拾われて、彼に助けられる形で、彼の元で過ごすようにになるのですが、その数年後に、殺人事件に巻き込まれてしまいます。
 殺人事件が起き、飛鳥が容疑者として疑われるようになってから、飛鳥が施設にいたころ、とても仲良くしていた年下の子・由紀子が、飛鳥をいじめていた家に引き取られたと知ったところまで(ほんとはもう少し後まで読みましたが、だいたいこのぐらい)読みました。よくわからないという感想がよくわかりました。
 とんちんかんな文章ですみません。この話は、主人公である女の子、飛鳥の視点で進められていくのですが、飛鳥の周りの人々も、飛鳥の視点で描かれています。飛鳥を引き取った祐也、彼の友人、祐也の家政婦のトキさん(おばあさん)、最初に引き取られた家の人々など。最初は祐也を含め、彼の周りにいる人々はみんな親切だというふうに描かれるのですが、だんだん、トキさんの優しさの裏にあるずるがしこさというか、嫉妬というか、悪意というか、そういうものがわかってくるようになります。これがいちばん、よくわからないと思った原因でしょうね。
 もうひとつ、寓話なども合間合間に挟み込まれて話が進んでいくのですが、なんというか、全体的に、夢を見ているような雰囲気がぬぐえないんですよ…。すみません、はっきり言ってしまうと、あまり現実感がない。非現実的ともいえますが…。
 たぶん、作者の想像がそのまま形になったんだろうなと思います。まあ大半の本や漫画はそうなんですが、これは好き嫌いが分かれるかなと。わたしはちょっと合わなかったです。まあ、「レディ・ガンナー」シリーズのように、めっちゃ強い女の子が好きなのもありますが(飛鳥はちょっと、強いというよりは、現実を見ているようで、夢うつつをさまよっているというような印象があります)。
 あまりおすすめはできないので、読むとしたら、買うのではなく、図書館や図書室で借りるのをおすすめします。

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