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今週更新した「国士無双」、なぜだか拍手をいつもよりいただいているようです。何か、くう! とくるようなところがあったのでしょうか…。思わぬ反応をいただくと、喜ぶよりも先に「!?」となるのは、喜ぶべきなのか、それとも悲しむべきでしょうか。
 あとすこしでこのお話も終わりになりますが、どうぞおつきあいいただけるとうれしいです。

 以下、読書状況です。中野京子さんの本が二冊も出たぜひゃっほー!



・「ハイキュー!! 23」古舘春一
 護りのエース・夜久の負傷で、苦境に陥った音駒高校。夜久不在の守備の〝穴〟を執拗に狙う戸美《のへび》学園に対し、勝機はあると主将・黒尾が意地を見せる。東京都代表、最後の1枠を得るのは、〝猫〟か、〝蛇〟か――?(あらすじ引用しました)
 ネタばれになってしまいますが、おそらく多くの方が予想されているように、音駒高校が勝ちます。よし(グッ)。
 本編では烏野高校が舞台なので、話の大半はどうしても烏野高校でのことが多くなりますが、だからこそ音駒高校の顔触れのそれぞれの性格がわんさか描かれていたり、黒尾たち三年の入学したての頃の話などがあって、ちょっと新鮮です。
 個人的に印象に残ったのは、本編の連載話に二ページ書きおろしたという話ですね。音駒高校が勝利を手にした後の、メンバーがそれぞれ喜びを分かち合う場面から始まっているんですが、その前にちょっと黒尾が「どうよ?」と、リエーフに話しかける場面があるんですね。「サイッコーでした」と満面で笑うリエーフに、こちらも笑う黒尾、これがどうしてもドラゴンボールの、悟空があの世から帰ってきて、いつもの顔触れで天下一武道会に出て、そのときにくじ引きで一回戦の相手が悟空(カカロット)になったベジータの笑顔と重なりまして。悪い人がここにもいらっしゃった…!
 もうひとつ、なにより笑ってしまったのは、巻末に番外編が二話おさめられているんですが、この体育祭の話がもう。古舘先生も、東京代表決定戦で烏野を描いていなかったので、ものすごくノリノリで描いた覚えがあると、落書きと一緒に書いていますが、確かにノリノリだなとわかります(笑)。これぞ青春。これぞ烏野よ。
 あと、確かにわたしも、影山君はセッター的に玉入れは得意そうだと思いました。



・「水玉ハニーボーイ 5」池ジュン子
 侍女子・仙石さんと、彼女に恋するオネエ男子・藤君。仙石の剣道のライバル・ドンちゃんが、藤にまさかの一目惚れ? その最中、仙石にはなぜか藤が発光して見えるように? 更に仙石が好きなのに、なんやかんやで藤と交際中(※七尾先輩が思っているだけです、ご注意)の七尾先輩が本気を――?(あらすじ引用しました。注意文は追加しました)
 一巻から紹介はしていませんが、これも「電撃デイジー」のように、ネットの広告で見かけて気になったので、行きつけの書店で買ったものです。絵も綺麗でテンポもよく話が進むので、追っかけていました。
 なぜこの巻になって紹介する気になったのかというと、あらすじにもあるんですが、仙石さんの剣道のライバルである他校女子・ドンちゃんがあまりにもインパクトがすごかったからです。これ、読んだ人にしか分からないと思うんですよ…。どうりで編集部さんも、前巻の次巻宣伝ページで、ドンちゃんが出ている場面で、ドンちゃんに「?」をかぶせるわけだわ…。宣伝上手よ…。
 ただ、ドンちゃんはインパクトは強いですけども、作者も合間のおまけ四コマで触れているように、王道女子です。これぞ女子よ。インパクトは強いけども。
 印象に残ったのは、ドンちゃんが仙石さんとの練習試合で気を失う羽目になって、保健室で目を覚まして、その後に衝動的に飛び出した後で、それを追いかけて、「何か失礼をしただろうか」と尋ねた仙石さんに、藤君に恋人はいるのかと聞いたドンちゃんが「ワンチャン(ワンチャンス)」とガッツポーズをする場面です。しかし七尾先輩、相変わらずだなあ…。
 出てくる登場人物がひとくせある人達ばかりですが、藤君以外は妙に素直じゃないので、これからどうなるかなあと追いかけます。果たして藤君の片思いは実るのだろうか。そして七尾先輩の告白に仙石さんはどうするべか。
 個人的には、藤君の上の姉がまだ全員出ていないので(三人、あれ四人だったかな?)残りのお姉さんがどんな人なのかも見てみたいです。

 

 



・「新 怖い絵」中野京子
 絵の背景にある歴史の闇や人間の暗部に注目し、『名画に描かれた「怖さ」を読み解く』という新たな絵画の楽しみ方を提唱し大ヒットした、「怖い絵」シリーズの待望が満を持して登場。今回取り上げるのは、シャガール、ミレー、モネ、ゴヤ、カラヴァッジョといったゆうめいどころから、ゲイシー、ブグローなどマニア向けまで多種多彩。(帯の紹介文を引用しました)
 この本を知った時は、やったぜえええ! となりました。楽しい話かというと、帯の紹介文に怖さを読み解くとあるので、そうでもないのですが、歴史の興味深さを味わえるので、必ず買っています。
 この本には、「ザ・プロファイラー」、「世界一受けたい授業」など、テレビでも紹介された絵についても書かれています。最初に出てくる絵『折れた背骨』を描いたフリーダ・カーロは、前シーズンの「ザ・プロファイラー」で生涯をプロファイルされていたので覚えています。なにせ、フリーダさんは強烈な絵ばかり描かれていましたからね…。その人生もなんというか、波乱万丈で、すさまじいとしかいいようがないなと思います。特にフリーダさんの旦那さんとなったディエゴ。この人がひでえよ…。浮気を繰り返していたと、「ザ・プロファイラー」でも語られていましたが、特にフリーダの妹との浮気は最悪やで…。どうして妹に手を出しちまいやがったのか、理解に苦しみますが、「よほど縁があったのだろう」と、本文でも触れている通り、フリーダはディエゴと復縁し、最後まで寄り添います。ううむ。
 もうひとつ印象に残ったのは、やはりというか、こちらも「世界一受けたい授業」で取り上げられたからというのもありますが、ゲイシーの『自画像』。このゲイシーはそもそも画家ではないのですが、エリートとして成功を手にしたひとりです。ただ、彼は子供時代は病弱だったようで、父親から期待外れだと虐待されて育った過去があると語られています。だからかどうかわかりませんが、彼は世間的に成功を収めた後、恐ろしい本性をあらわにします。若い男の人を標的にし、性的にも乱暴しただけでなく、ひどい拷問にかけ、多くの犠牲者を出しました。最終的には逮捕されて、薬による死刑が執行されたそうですが、通常よりも長時間苦しむ羽目になったようで…。そんな彼の自画像が売れるというのは怖いというふうに書かれていますが、わたしもどうしてそんなに恐ろしい人の自画像をどうして買うんだろうと思います。なにかわからない魅力でもあるんでしょうか…。



 中野さんの本はもう一冊、「美術品でたどるマリー・アントワネットの生涯」も読みました。マリー・アントワネットについては、中野さんが訳したツヴァイクの「マリー・アントワネット」など、けっこう関連本をたくさん読んだんですが、「我の強さが招いたツケ」の話など、ちょっとした小話もあって、やはり興味深かったです。



 あとは「壇蜜日記」なんかも読んだんですが、これは色んな意味で明け透けでして…いいんだろうか、こういうのを出して…すげえな、出版社…。

 

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