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今月の3日くらいから、喉に違和感を覚えるようになりまして、そのうち治るかなと思っていたら、一週間以上も喉の痛みに悩まされる羽目になりました…。先週の金曜日の午前にお休みを貰ってやっと病院に行って、薬をもらってきました。そのもらった薬を飲んでいたからか、この土日を挟んだ三日間はつらかったです…。ふつうに唾を飲み込むのってどんな感じだったっけ? と、当たり前のことがなんだかわからなくなるくらいですからね。つくづく健康の有り難さを思い知りました。
 そういえば、以前、テレビで手相を取り上げていた番組があって、自分でもちょっと調べてみたら、呼吸系が弱いという手相を発見しました。ハウスダストアレルギーはまさにそうですが、今回みたいな喉の痛みは今年の五月にもありました。もしかしてまた再発するのかしら…。
 気をつけていてもかかってしまうこともあるので、そのときは速やかに病院に行くことをお勧めします、本当に。

 以下、読書状況です。



・「ONE PIECE 83」尾田栄一郎
 VS.四皇ビッグ・マム。サンジ奪還のため、ホールケーキアイランドに上陸したルフィ達だったが…? 一方、サンジの結婚式の準備が着々と進められ、サンジの家族がついに勢揃い…?(あらすじ引用しました)
 この巻で印象的だったのは、言うまでもないと思いますが、ビッグ・マムと、サンジの家族ですね。ビッグ・マムは前巻の終わり頃から出てくるんですが、この巻でやっとその人柄というか、性格というか、恐ろしさというか、恐ろしい素性が垣間見えるようになってきます。海賊で、しかも四皇なんですから、ルフィ達みたいに気持ちのいい性格ではないだろうなとは思っていましたが、そこまで怖いとはなあ。うーん、ビッグ・マムの傘下にいる人達は、ビッグ・マムの何に惹かれたのかな? ルフィ達と一緒にホールケーキアイランドに来ていたペコムズは、根っからの悪人ではなさそうだったし…うーん。これから明らかになるのでしょうか。
 サンジの家族の方は、これはもうひでえとしか言いようがないですね。サンジがわざわざレッド・ラインを越えてまで家族の許を離れようとした理由がすごくよくわかります。血も涙もないとはこのことでしょうね。個人的な感想なんですが、サンジの姉がサンジにあることをした後で、サンジが叫ぶ場面があるんですが、サンジの家族もビッグ・マムも、いっそのこと、悟空の元気玉や悟飯のかめはめ波やベジータのビッグ・バン・アタックで吹き飛ばしてしまえばいんじゃね? と思いました。ワイもだいぶドラゴンボール中毒になってしもうたのう…。
 ドレスローザでルフィの傘下に入った幾つもの海賊団が、後になって大事件を起こすとありましたが、もしかしてここでやらかすのかな? それともまだ後なのでしょうか。ここでやらかしてくれれば、読者としてもスカッとするんですが、別のスカッとする展開があるのかしら。
 なんにせよ、サンジが無事に仲間たちのところに戻れるのを祈るばかりです。



・「銀魂 66」空知英秋
 松陽とその一番弟子、朧から始まった松下村塾《しょうかそんじゅく》。その後、松陽の許を離れ、奈落首領として生きた朧の口から、虚《うつろ》が目論む恐るべき計画が語られる。無限に続く自らの運命に終止符を打つため、虚が選んだ手段とは?(あらすじ引用しました)
 銀魂はずーっと追っかけていたのですが、とうとう最終章が始まりました。もうすぐ終わるのかと思うと、寂しい気もしますが、本棚的にも助かるかなと思う、ちょっと複雑な読者心です。
 かつて銀時たちの師であった松陽は、虚が終わらない生の間に生んだ無数の人格のひとつだということが明らかになり、それらの人格を終わらせたのが、銀時たちが現在目の当たりにしている人格・虚だということも知れます。そしてその虚が起こそうとしていることは、地球を滅ぼそうとしていることも。
 この巻で印象に残ったのは、朧が最後の死力を振り絞って、自分の知る全てを語った後、息を引き取るんですね。そんな朧を、高杉が抱きかかえて、「こいつの眠る場所はここじゃない」とうそぶく場面、あれがすごい印象的でした。あの場面だけで、高杉が朧のことを兄弟子だと認めたことがすごく伝わってくるのがすごい。
 それともうひとつ、空知先生と言えば、どんなシリアスなお話でも、必ずお笑い要素をぶち込むのが巧いんですが、ここでもその能力が発揮されます。銀時たち万事屋がかぶき町に帰ってきて、解放軍を相手に大暴れするんですが、その時に勝男さんが「病院に行くのも、わしらの自由じゃああ!」と叫ぶんですね。その時にしっかり勝男さんの左足が骨折しているという。ここで笑ってしまいました。さすが空知先生。
 ただ、笑ったりしんみりするだけじゃなくて、熱くなる場面もしっかりありました。最後の最後の場面、桂と坂本が一緒に解放軍の幹部の許に乗り込むんですが、二人と一緒に乗り込んだのが、なんと将軍である徳川喜々なんです。まさかあの二人とあの将軍が手を組む日が来ようとは…。ドラゴンボールでも、最初は敵だったはずのピッコロやベジータが、最後には悟空たちの仲間になりますが、敵が味方になるのは少年漫画に欠かせない要素だと思います。
 これからしっかりと最後まで追いかけていきます。



・「ロボット・イン・ザ・ガーデン」デボラ・インストール
 AI(人工知能)の開発が進み、家事や仕事に就くアンドロイドが日々モデルチェンジする近未来のイギリス南部の村。弁護士として活躍する妻エイミーとは対照的に、親から譲り受けた家で漫然と過ごす三十四歳のベン。そんな夫に妻は苛立ち、夫婦は崩壊寸前だった。
 ある朝、ベンは自宅の庭で壊れかけた旧型ロボットのタングを発見する。他のアンドロイドにはない「何か」をタングに感じたベンは、作り主を探そうと、アメリカへ。中年駄目男とぽんこつ男の子ロボットの珍道中が始まった――。(あらすじ引用しました)
 今回一番お勧めしたい本です。これはあまぞんではなく、遠出した大きな本屋で、面白そうだと手に取ったものの、なかなか手が付けずにいました。伊坂幸太郎の「オー!ファーザー」や、「西の善き魔女」や「ハリー・ポッター」シリーズなど、面白いけれども、イラッとする場面やキャラが出てくる本もありますからね…。そういうのが出たらいやだなあと、なかなか読まないのがわいの悪い癖ですわ…。
 でもこれは大当たりでした。遭遇したくないなあという人は出るには出ますが、ちょっとの間だけなので、そんなにいらいらもしませんでした。よかった。
 この本はあらすじ通り、夫婦崩壊してしまったベンが、壊れかけていたロボットであるタングを直そうと、タングの作り主を探して旅に出ます。その旅の道中で、タングのとんちんかんな言動に振り回されるベンのかわいかったこと。もちろんタングのとんちんかんな言動もおもしろかったです。
 でも、そんな旅の中で、ベンは少しずつ変化を覚えていきます。それはタングも同じなんですが、それまで自分は何もできないと思い込んでいたベンは、タングが壊れてしまいそう(人間的には死んでしまいそう)になった時に、大いにうろたえながらも、なんとかできる限りを尽くそうとします。その時になって、やっと自分でも何か出来るんだと思ったのかもしれないなあと思います。
 タングの作り主はといえば、見つかったんですが、これがもうね…。彼を知る関係者が口を揃えて「会うべきではない」と言っていた通りの人物だと言えば、お分かりになるかと。タングが手元に戻った途端、彼は平気でタングと彼を連れてきたベンにひどいことをしようとしますが、タングとベンはそこからどうにか逃げ出します。この時に機転を利かせたのはタングで、旅を続ける中でタングも成長をしていたのだと分かります。タング…!
 タングがこれからも動き続けられる方法も知れたので、ベンはタングと一緒に元いた家に帰るんですが、そこは崩壊寸前だった夫婦、ここでもひと騒動あります。でも最後には大団円なので、安心して読めると思います。
 AIが活躍する未来を舞台に書かれた小説ですが、実際の現実社会でも、遠くない将来にそうなりそうなので、そうなったらわたしはついて行けるだろうかと思いました。ただでさえ、スマホが出た時もガラケーのまま変えていませんからね…。ただ、この本を読んで、もしわたしが生きているうちにそうなったとしても、タングみたいなロボットがいたら、そんなロボットと過ごせたらいいなあと思いました。タングみたいなロボット、どこかつくってくれないだろうか…。



・「螺旋階段のアリス」加納朋子
 大企業のサラリーマンから、憧れの私立探偵に転身を果たした仁木順平。事務所で暇を持て余していた彼の前に、真っ白な猫を抱いた桜色のワンピースの可愛らしい少女が迷い込んでくる。探偵助手志願の美少女・安梨沙《ありさ》とコンビを組んだ仁木のもとに様々な事件の調査が舞い込む。(あらすじ引用しました)
 あらすじでは、最後の方に「心温まる七つの物語」とありますが、読んだ感想としては、ちょっと毒もある話なので、あんまり的確じゃないんじゃないかなあと思いました。
 たとえば、三話目の「中庭のアリス」では、いなくなった犬を探して欲しいという依頼が仁木のもとにもたらされますが、その依頼主の家はすこし――いや、かなり異常な世界でした。それくらい、依頼主の旦那は妻である依頼主を愛していたのだろうとも、仁木が話の中で結論付けますが、でも間違えていると思う、とも語っているんですね。ワイもそれには激しく同感です、仁木さん。
 もうひとつ、「最上階のアリス」の話もそうですね。これは、奥さんがやたらとおつかいに行かせたがるので、その理由を探ってほしいという依頼から始まりますが、その真相は残酷なものでした。仁木の助手であるアリサも、依頼主の奥さんに「あなたのなさっていることは、プロバビリティーの犯罪だ」とつきつけているくらいですからね…。うーん、依頼主の奥さんの気持ちはわかるようなわからないような…。
 とまあ、このように、ちょっと毒がきいたお話もあるので、心温まる話というよりは、やっぱり探偵ものとして読まれた方がいいかもしれません。シャーロック・ホームズも、気持ちのいい終わり方の事件ばかりじゃないですしね。
 ただ、仁木さんは好感が持てるおじさまなので、その点ではほのぼのできました。

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