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映画と本と
2017.01.02
あけましておめでとうございます。今年も当サイトはのんびりマイペースでやっていきますので、宜しくお願い致します。今年が皆様にとって素敵な年になりますように。

 ちょっと映画の話をば。
 おおみそかは紅白ではなく映画「ホビット」を見ていました。第二部まではシネマに行って見ていたのですが、第三部は見ていなかったので。第三部を見た感想なんですが、戦いばっかりだなあと。本でも最後の方は戦いになるので、それに従ったんでしょうが、もうちょっとカットしてくれなかったんだべか…。
 あと、第一部から見返してみて感じたんですが、この「ホビット」は、原作は上下と別れているんですが、映画では三部作になっています。だからなのか、原作にはないエルフのタウリエルという新登場人物や、ビヨルンの性格が変わっている(原作ではもっと朗らかな性格です)など、いろいろ話を盛り込んでいる気がしました。あとせりふ回しもちょっとくどいかなと。「ロード・オブ・ザ・リング」は、文庫本9冊分を三部作に縮めないといけなかったので、あれこれカットしたんだなあという苦労が伝わってくるんですが、「ホビット」は逆に盛ってしまったんじゃないかという。うーん…。
 映画と言えば、「ベイマックス」も見ました。やっとテレビで放送してくれたので。ありがとうテレビ…! ディズニーならではのシンプルなストーリーなので、わかりやすくてよかったです。ただ、個人的には、別次元の空間に飛ばされてしまったアビゲイルを助けるために、ベイマックスが、アビゲイルとヒロだけを元の世界に戻すシーンはちょっと見たくなかったです…。ベイマックスがどんどん遠くなっていくシーンが頭に残って離れないやないか…。でも後で、ベイマックスの残した右手の中に本体ならぬ本データが握られて残っていたため、ヒロが本体を作り直したので、それはよかったです。よかったけれども、あのシーン…うううう。
 でもベイマックス、エンディングに親子の語らいがあるんですが、ストーリーよりも何よりもこの語らいがすげえ印象に残りました。わたしだけでしょうか、あの親子の方が何よりもインパクトあったの。

 さて、年末までにやるよと言っておきながら年を跨いでしまった読書状況に参りたいと思いまする。



・「ハイキュー!! 24」古舘春一
 春高出場を控えた烏野排球部に舞い込んだ、影山の全日本ユース強化合宿招集の報せ。選手として先を行く影山に対し、自身の成長を切望する日向は、呼ばれてもいない県の1年生選抜強化合宿に姿を現す。(あらすじ引用しました)
 前巻は影山に全日本ユース強化合宿の招集がかかったことが知られるところで終わりますが、影山がどう出るだろうなと気になっていたら、これぞ影山よという反応でした。ちなみに影山の「先に行くぜ」と言った時の怖い笑顔は、「ロボットの子供たち」で、エマがガスを泣きやませる時の笑顔でもあります。あれをイメージしながら描いたのですが、みなさんどんな怖い笑顔を想像されたでしょうか。
 で、日向は自分が選ばれなかったことにショックを受けるかなあと思いきや、まさかの行動に出ます。これで日向はコーチや武田先生やキャプテンにこってり絞られるわけですが、わたしも読んだ時は、それはやったらいけないやつだ…! とはらはらしました。でもそこは日向、いつもと同じじゃ駄目だと、自分に何ができるかを探そうとします。このハングリー精神はすごい。
 ただ、強化合宿に行った影山の方も、全国の猛者に囲まれてたじたじとなるわけがありませんけれども、何せ、周りは曲者だらけ。その曲者に絡まれて、うちひとりのある言葉がぐっさりと心に突き刺さったようで、難しい顔になっていました。
 個人的には「全国の猛者たち怖い」と怯えていた森然高校の栄吉くんに頑張れとエールを送りたくなった一巻です。がんばれ栄吉くん。



・「ホンモノの日本語」金田一春彦
 日本の国語教育がうまくいったわけも、日本人が数字に強いわけも、ワープロ音声入力が日本語でまず成功したわけも、すべて日本語の特質にある。言語学の第一人者が、日本語の美しさや機能性を、他言語と比較しながら丁寧に紹介。普通の会話レベルですら、ヨーロッパ言語の3・4ヶ国語分にも相当するという、日本語の奥深さや魅力をあますところなく伝える。日本語ならではの美しい表現も身につく、目から鱗の日本語講義。(あらすじ引用しました)
 これを読んで日本に生まれてよかったと思いました。いや本当に。
 日本語の性質についていろいろ話しているんですが、わたしが印象に残ったのは、数の数え方(九九)と、主語がなくても伝わることの二つです。
 数の数え方は、九九ならみなさん御存知だと思うんですが、いちいちはいち、ににんはよん、はっくはななじゅうになど、ひらがなで数を読んで覚えるんですね。この本を読むまで知らなかったんですが、足し算でも掛け算でも割り算でも数の読み方はおんなじなので、覚えるのに苦労しないのは日本語だけだそうで。他の外国語だと、計算によって数の読み方が違ってくるから、覚えるのが大変ということが書かれていました。実際、昔、日本に算数の授業の見学に来た外国人も、こんな子供にそんな難しいことを教えたらいけないと注意したそうですしね。
 あとは主語がなくても大丈夫なこと。これは確かにと思いました。英語はいちいち最初に「I」とか「She」とか「He」とか主語をつけないといけない。でもそれだけじゃなくて、雪の被った電車なんかが来た時に、日本なら「寒そうだね」「そうだね」で済むんですが、他の国だったら「どこが寒いのか」と、まずそもそもの話になるそうで…(遠い目)。「その部屋には誰もいなかった」は、日本ならいいんですけども、「それは間違っている、あなたがいただろう」ということになっちゃう国もあるという話があって、ああ…となりました。
 もう一度言います。
 日本に生まれてよかったと思います。



・「宝石商リチャード氏の謎鑑定 天使のアクアマリン」辻村七子
 美貌の敏腕宝石商・リチャードの店「エトランジェ」でバイト中の大学生・正義。店には様々な人間が訪れる。結婚三十周年記念の指輪のための宝石を探す夫婦、恋人と連絡の取れなくなった女子大学生。そして、とあるオークションへの代理出席を依頼する者も。オークション会場には、リチャードの過去を知る男がいた。正義とリチャード、それぞれの想いはすれ違い――?(あらすじ引用しました)
 印象に残ったのは、第二話の「危ういトルコ石」と第四話の「天使のアクアマリン」でした。
 第二話では、あらすじにもあるように、恋人と連絡が取れなくなったという女子大生が、正義を介してリチャードに助けを求めます。恋人から渡された宝石が手掛かりにならないかと相談するんですが、後になってその宝石が偽物だと知り、同時に正義はリチャードが怒っていることを知ります。リチャードが怒るのを見るのは正義も初めてでしょうが、読者も初めてです。美貌という設定なので、間近で見たらものすごく怖そう。実際怖かったようです。
 しかし、リチャードが怒るよりも気になったのは、恋人と連絡が取れなかったという女子大生のほうでした。彼女の友人達や正義ですら「本当に誠実な人なら何も言わないでいなくなることはないんじゃないか」と説得にかかったくらいですからね。実際、彼女が恋人だと思っていた相手は、リチャードの怒りのもとである宝石の詐欺をやってらしたという。最終的にはその恋人だった人もリチャードの痛いパンチをくらうので、これで懲りたと思いたい。
 第四話では、ついに正義が想い人である女子大学生・谷本さんに告白しますが、個人的にはその後の展開にええー! となりました。リチャード、なんでそんな行動に出たの…。第三話の宝石のオークションで、リチャードの過去を知る人に正義も会ったからなのかな? うーん…早くも次巻が待ち遠しいです。リチャードにはぜひとも正義にまた会って欲しい。そうじゃないとちょっと正義がかわいそうなのもありますが、リチャードと正義のやりとりがまた見たいのもあります。リチャード…

 

 あとは由良弥生さんの「日本昔話」や、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」に出演されていた星野源さんの「働く男」を読みました。星野さんの本にはびっくりするような写真もありまして、それ載せてえんだろかと思いました。すごいな。星野さんの他のエッセイも読みたくなったので今度買います。

 以下、拍手返事です。

>酒樂様
 あけましておめでとうございます。こちらこそ、よろしくお願いいたします。
 猫といえば、去年の冬の初めくらいに新しく我が家に迎えた子がいるんですが、撮っていた写真が可愛くなかったので、また今度、可愛く撮ってからこちらにのせます。かわいいのう。でも他の子達もかわいいから同じくらいに可愛がらないと。
 またのお越しをお待ちしております。

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