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 読書状況。
 「僕は~」、ミステリーものです。面白いかなと思ったのですが、可もなく不可もなく、でした。特異な体質のために普通の人よりも長い昼と長い夜を過ごす男の人が主人公なのですが、ひょんなきっかけでバッグを拾ったら、そのバッグの中にはいわくつきの大金が入っていることが判明し、それからその大金を取り返そうとするどこぞの輩から逃げることに――という内容です。主人公の人がちょっと軽いかな? とか、あの人を殺したのは誰なんだろう、とか引っかかるところもありました。暇潰しには良いかも。
 「ストーリー~」、これはこの作者の他の作品のようにベタ甘な恋愛小説ではなく、なんというか、重くて深い恋愛小説です。二つのお話が収められていて、どちらにも物書きをする女の人が出てくるのですが、前半のは物書きの女の人が病気に侵されて――という内容で、後半のはその逆、つまり男の人が病気に侵されるという内容になっています。どちらかが欠けるのはとても辛いけど、それでもその最後の時までは一緒にいたいという強い思いが伝わってきます。これほどの強い思いを抱ける相手に出会えるのはすごく幸せなんだろうなと、思いました。
 「青春~」、漫画です。男子高生たちの卒業までの残りの日々が書かれていて、眩しかったです。わたしもこんな風に楽しく過ごしたかったなーと思わせました。ラストを見て、「ASC」のラストはどんなにしたらいいだろうとすごく迷いました。ちくしょう、いい作品じゃないか。
 「ダン・サリエル」シリーズ、これは音楽好きな人には楽しめるお話だと思います。天才音楽家といわれるダン・サリエルはひょんなきっかけで才能はあるが極度のあがり症のために人前では満足に演奏できない少女、アマディアと会う――という内容です。わたしは耳が聞こえないため音楽を楽しむことはできないので、音楽にはすごく憧れます。ヴァイオリンとかね。こんな風に演奏しているのかな、と想像しながら読むのはちょっと楽しかったです。それにしてもシャルマ、えげつない性格してますね……。
 「我、天命~」、少年陰陽師シリーズの外伝的なお話です。晴明おじいさまが十二神将を従えるいきさつが書かれていて、おじいさまにも青い時期があったのだなと微笑ましかったです。少年陰陽師シリーズはここしばらく離れていたのですが、また手を伸ばすことになりそうです。あの後どうなったかなあ。
 「flat」四巻、相変わらず平介とその従弟のあっくんのぬるい日々が描かれていますが、彼らの周りの人達の様子も描かれています。平介くん、相変わらずマイペースですね。まあそこが味があっていいわけですが。外には海藤くんのあの良くも悪くもまじめな性格がよかったです。本人たちは真面目なんだけど真面目な空気には全然ならないことがあるという不思議を知りました。いや本当に。
 「憧憬の~」、これは同じ作者のデビュー作「君のための物語」がよかったのでこの作品もいいかなと思ったのですが、うまく感情移入できませんでした。ううむ。宗教やら異能力やらそういった要素が絡んでいるので、それらが好きな方には楽しめるかもしれません。
 あとの二つは画集です。カズアキ氏のイラストを初めて見たのは「ワルプルギスの夜、黒猫とダンスを。」という本で、挿絵が好みだったので。前嶋氏も「戦う司書」シリーズで以下略。絵はいいですねえ、想像力をかきたてられます。どちらも楽しめましたが、特にカズアキ詩の画集は数が多くて見応えがありました。これは出版社の方も力を入れるよなあ。

 サイトの方は「ASC」更新いたしました。
 「ASC」が終わったら「長い夜の果てに」を書こうかなと考えているので(少しずつネタが浮かんできたので)、早く終わらせたいと思う反面、まだ終わらせたくないとも思ったり。悩ましいです。番外編とかで数年後の話とかを書く手もあるのですが、まだ書き続けていたいとも思うので。
 そんな感じになってますが、楽しんで頂けると嬉しいです。

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