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 御無沙汰してました。今週はちょっと用事があったもので。
 近況ですが、職業訓練校で開催されている講座を受けることになりました。母の勧めで何か資格をとった方がいいということで。わたしもその方がいい、というより以前の職場での苦い経験があるので、勉強したいと思いましたし。来月からの約半年は訓練校に通うことになります。就職活動はそれからになりそうです。
 
 あと、訓練校とは全然関係ないのですが、以前買い物に行った時の出来事です。母と一緒に車に乗ってさあ帰ろうとした時、茶を飲んだ後だったので車の中にあったリップ(母が置いたらしい)を拝借して唇に塗ろうとしたら――
 さて、ここで質問です。その日は暖かかったので当然車の中も暖かくなります。そんな中に置かれていたリップはどうなるでしょう?
 そうなんです、固いリップも暖かい空気に曝されて溶け易くなります。そんなリップを唇に押し当てた途端、ヌリッ……と、出した分だけ唇に丸ごとついてしまいました。それを見た母は爆笑。
母「あははははは」
わたし「笑ってないでティッシュ寄越せェ!」
母「いやー、笑えるわー」
わたし「(唇にごそっとついたリップを拭きとりながら)笑い事じゃないわ」
 以上、微笑ましい出来事でした。
 以下、読書状況です。
 
 
 

 これは以前にも紹介した「コンビニたそがれ堂」の続編です。
 大事な探し物がある人だけが辿り着ける、不思議なコンビニたそがれ堂。その店のミステリアスな青年店長が迎えた人々が見つけるものは――。(あらすじ引用しました)
 これらもちょっと悲しいけれども温かいお話ばかりです。わたしとしては「奇跡~」に収録されている「魔法の振り子」の話がぐっときました。この話は女性作家の視点で進められるのですが、その女性作家が大学時代に交流のあった男の人のことを思い出していて、でも彼が守れなかった約束、彼が約束を守れなかった悲しい理由を知った女性作家は――という内容です。読んでいてわたしもあんまりだとほろりと来ましたが、救いがあったのでそれはよかったです。
 小学生からおじいさんおばあさんまでお勧めできます。
 


 そろそろ作家開拓をしようと思い立ち、あまぞんのレビューを参考にして見つけたのがこれです。作家開拓というのは、今まで馴染みのある作家の本ばかり読んできましたが、馴染みではない他の作家の本も読んでみるというものです。ただ、相性もあるので、合うか合わないかは読んでみないと分かりませんから、ちょっとした賭けでもありますね。
 人類が衰退し、マシンが君臨する未来。食糧を盗んで逃げる途中、僕は美しい女性型アンドロイドと出会う。戦いの末に捕らえられた僕に、アイビスと名乗るそのアンドロイドは、ロボットや人工知能を題材にした六つの物語を、毎日読んで聞かせた。アイビスの真意は何か? なぜマシンは地球を支配するのか? 彼女が語る七番目の物語に、僕の知らなかった真実は隠されていた――機械とヒトの新たな関係を描く、未来の千夜一夜物語。(あらすじを引用しました)
 色々な知識があちこちにちりばめられているので、この作者はすごく勉強しているのだなと思いました。特にIT知識はすごいです。でも分かりやすく書かれているので、IT関係……? ちんぷんかんぷんだからちょっと……という方にもお勧めです。
 あらすじ通り、七つのヒトと機械のお話があって、そのどれも納得できる展開で、納得できる終わりが待っていました。最後には、そういうことだったのか、という驚きがあって、作者の世界設定に脱帽しました。世界には色々な人がいて、色々な考えがある。そしてそれらは否定するべきではないというメッセージがあるように思いました。
 量も厚さもボリュームがありますが、その分読み応えがあります。SFを読みたいという方にはお勧めです。
 
 

 幼い頃に理不尽な災害で両親を失って以来、家族で信仰していた神に不信感を抱くようになった和久優歌。やがてフリーライターとして活動を始めた彼女はUFOカルトへ潜入取材中、空からボルトの雨が降るという超常現象に遭遇する。しかしこれは、「神」の意図をめぐる世界的混乱の序章に過ぎなかった――。(あらすじ引用しました)
 これは上の「アイ~」と同じ作者の本です。「アイ~」と同様、色々な知識があちこちに散りばめられていますが、その情報量はすごいとしか言いようがありません。「アイ~」以上におびただしい量の事例があるので、ゆっくり読まないと咀嚼できませんでした。
 わたしは特にこれといった信仰はないのですが、UFOなどの超常現象を否定することもしません。肯定するにもいるかどうか分かりませんし、否定するにも否定する材料を持ちませんからね。しかしこの作品では、色々な事例を挙げて、徹底的に検証されています。すごい。それだけでなく、コンピュータが発達したらどんな未来になるか、その未来も描かれていて、そのリアルさには舌を巻いてしまいました。ただ、中には宗教などの悲劇的要素もあるので、明るい話ではないです。
 それでもしたたかに生きる人々が描かれていて、わたしもこういう風にしたたかになりたいなと思いました。SFというジャンルの枠には囚われない、したたかな物語です。
 


 東京・池袋。少年少女達が歪んだ友情の中で抗う中、折原臨也の許にひとつの依頼が舞い込んだ。それは闇カジノの裏を探るというもので、その結果、暗躍する臨也を狙う複数の組織から目をつけられてしまう。挙句ついに監禁されてしまうのだが、魔の手は更に双子の妹に伸びていき――。(あらすじを引用しました)
 シリーズの新刊です。今回は情報屋に焦点が当てられていますね。わたしとしては情報屋は好きではないのですが(できるだけ関わらないようにして遠くからこっそり眺めていたいタイプ)、この巻では彼の意外な人間らしさが出ていてちょっと驚きました。彼は人間が大好きという歪んだ愛情を持っていますが、友情らしいものもあったのだなと。……それもこれから消えそうな予感がひしひししますが。
 最後の方に紀田君が決意した様子で出て来たので、次からはお馴染みの高校生三人が足掻くお話しになるのかな? 楽しみですが、竜さんがどうなるのかちょっと怖い気もします。
 


 新刊です。いつものごとくコンビニに行って買いました。
 今回はくまによって飛ばされた麦藁一味のそれぞれが新聞を通じて船長の決断であるメッセージを知り、今よりもっと強くなろうと足掻く。そして二年後、約束の島に集い、再出発するというお話になっています。
 それぞれの船員が船長のために強くなろうとする様子がよく描かれていて、離れていても絆や想いは変わらないのだなと思わせました。いいなー。二年経って約束の島に集って互いに喜びを交わす様も。以前より強くなっているのも痺れました。
 彼らのこれからの冒険にも期待してます。
 
 

 隣人の死体に遭遇……しかも移動した? 行方不明になった学生? 母親が突然鬱になった? 二股がばれて別れた相手との復活愛はあり? 様々な悩める市民の相談事が持ち込まれる「市民サーヴィス課出張」で応対するのは、黒い腕貫を嵌めた年齢不詳の男性職員。聞き上手なその誘いに乗って、ついついプライベートな悩み事を話してしまうと――さらりと返されてくる一言に重大なヒントが。(あらすじを引用しました)
 これはあらすじを読んでわかる通り、ミステリーです。以前、働いていた時に母から送られてきた荷物に入っていたのですが、読ますにそのまま一緒に実家へ帰り、本棚に突っ込んでいたのを暇潰しに読みました。
 ミステリーですが、暗い要素はあるものの、納得できる展開と終わりなのですらすら読めました。特に強烈な女性が出てくる「スクランブル・カンパニィ」はとても好みでした。この話に限らず、全ての話に共通して出てくる腕貫の男の人が結構イイ性格してます。機械的な人なのですが、味があるというのか、うーん、この辺は読んでみないと分からないと思います。
 続編にあたる「腕貫探偵、残業中」も面白かったです。ただこちらはまだ単行本しか出ていないようなので、図書館で借りて読みました。読もうという方は同じように図書館で借りられた方がよろしいかと。
 ミステリーがお好きな方にはお勧めです。

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